公立高校入試第1次倍率
大聖寺:定員割れ必至
昨日大聖寺から大学に合格した子たちが遊びに来てくれた。
学校生活は楽しかったが入った直後から勉強をしない子たちの割合が多いとのこと。
そのあたりは想定内(笑)
でも学校側が推薦をバンバン出してくれるから国公立大学に進めた子が多いのは事実。
無理に明峰を狙うなら大聖寺の方が絶対大切にしてもらえる。
めっちゃいい学校なのは間違いない。
明峰:去年に引き続き低倍率
今年は模試でも南加賀の進学校で一番不人気ではあったが、やはり…といったところか。
これだと約10人しか不合格にならないというバーゲンセール。
南加賀の学力ボリュームゾーンはさらに下へ下へ向かっていくのか?
ちなみにこの倍率のまま受験を迎えるとなると合格基準偏差値ががっつり下がる。
総合模試で42くらいの子でも勝負できるかも…。
あとは内申点との勝負。
正直明峰ギリギリの子の内申点はそれほど良くないとは思うが…さて。
ちなみにこの学校は偏差値で50あっても油断はできない。
内申点を思いっきり見てくるので、通知表や授業態度、遅刻欠席、提出物の有無など思い当たる点がある子は要注意。
アドバンスクラスの偏差値は今年はだいたい55あたり。
小松高校の最下位あたりにいるなら間違いなくこちらの方が結果として良い大学へ行けたりするので進学を重視するなら絶対に明峰。
小松:低倍率が続く
これだけ下がると合格最低点もかなり低くなるのは必至。
昨年度の合格最低点は270点くらい
3年前(現高3)の時の合格最低点も270点台。
今年の入試問題の難易度と平均点、そして内申書次第だけど、310点台でも十分合格可能。
総合模試で54、南加賀実力テストで320点辺りが下限となりそう。
内申の悪い子は最低点より60点は高くとってもらいたい。
南加賀エリアは今年例年より約50人くらい少ないから、ちょっとした受験生の移動で倍率は結構変わる。
南加賀では頭2つ抜けてる進学校ではあるけど、このレベルまで来ると下位で合格する層は明峰のアドバン下位より学力はかなり低い…
というか、学校のフォローがないため3年後の結果は確実にヤバくなる。
今年は偏差値55以下にもかなりボリュームがあるので、下位で受験する子には激戦必至。
この学校の最終倍率は下がることはあっても上がることはない。
予想最終倍率1.14倍、高専に合格した子が抜けて実質1.1倍ってところかな。
小松商業:大幅定員割れ
最近小松商業の子たちに話を聞く機会があった。
今や商業の約半数は大学進学。
しかも同志社大や日大など名の知れた大学にもかなり合格する。
もちろん就職もかなりの数が来ている。
不況の足跡が聞こえてくるコロナ禍、就職にも大学進学にも振れるのは心強い。
私立大学に進学となると仕送りを含めれば約1000〜1500万円くらいかかる。
そう思えばこの学校を選ぶのはかなり賢い選択と言っても過言ではないのではないだろうか。
小松工業:ほぼ1倍
秋に小松工業で職業講話をしたとき、校長先生は
「今年も1300社を超える求人がありました。コロナの影響は今のところそれほど感じていない」
とおっしゃっておられた。
一般入試での大学進学は選択している科目が適合していないため難しいが、推薦なら結構大学にも進む道がある。
商業と同じで先が見えないコロナ禍ではこの選択もアリ。
公立高校一般入学試験
出願期間:2021年2月17日(水)から2月22日(月)
志願変更期間:2021年2月26日(金)から3月2日(火)
学力検査等:2021年3月9日(火)、3月10日(水)
合格者発表日:2021年3月17日(水)正午
過去の倍率を知りたい方はアーカイブからどうぞ。
2020年石川県公立高校入試出願倍率(1次)
2019年石川県公立高校入試出願倍率(1次)
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