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勉強の習慣化②

習慣化によるメリット

習慣化には次のようなメリットがある。

  1. 目標達成に近づける
  2. 努力が苦ではなくなる
  3. 自信がつく

1.目標達成に近づける

習慣化スキルを身につけると、自分が成し遂げたい目標に近づくのが体感できる。

たとえば偏差値50台の子が「偏差値70を目指す」という目標がある場合、勉強をはじめて1か月ほどで達成するのはむずかしいのは現役生なら誰もが思うところ。

でも3か月~6か月と中長期的に勉強を継続していくと、「偏差値55⇒60⇒65⇒70」という感じで目標に少しずつ近づいていく。

どんな目標をもっていてもいいけど、人間そう簡単に成長はしない訳で、目標達成のためには習慣化を身につけることが必須。

2.努力が苦ではなくなる

毎日「頑張る」のはツライ。

だけどその行動が習慣化すると、「頑張る」「しんどい」という感覚がなくなる。

なぜなら1日の中で、その行動をすることが当たり前になるから。

人はやり続けて行けばやらないと落ち着かない状況になるのもまた真理。

なにも考えずに勉強ができている状態になれば、その行動がまったく苦ではなくなる

3.自信がつく

習慣が身についているとは、目標のために「理想の行動」を毎日できている状態。

それは小さな成功体験を積み上げている状態であり、自己肯定感も高くなること間違いなし。

継続により目標達成にも着実に近づいてくるから、やってきた勉強の結果を見るのも楽しくなってくる。

目標別にたとえると、こんなかんじかな。

  • 定期テストの場合

⇒習慣化により、クラス順位が徐々にあがってくる。

  • 学力テストの場合

⇒習慣化により、少しずつ解ける問題が増えてくる。

  • 受験の場合

⇒習慣化により、偏差値が上がり、判定が少しずつ良くなってくる。

みたいに毎日継続できている「成功体験」と、その行動に対する「結果」を見ることで、自信がつきさらに進んで行動ができるという好循環が生まれる。

もちろんなかなか結果はついてこないから、まずは狙ったように行動ができたことに対して自信を持ってもらいたいね。

習慣化に失敗する根本的な理由

多くの人が習慣化に失敗する根本的な理由がある。

  1. アドレナリンにだまされるから
  2. 人は安定を求めるいきものだから

1.アドレナリンにだまされる

こんな経験よくあるんじゃないかな

【テスト明け】

「すごく悔しい、次は頑張っていい点数とる!」

解きなおしをやってみたら「自分やればできるやん!もっとがんばろ!」

【3日後……】

「まったくやる気になれない……どうして……まあ今日くらいやらなくていいか!」(笑)

よくあるパターン(笑)

これは「アドレナリン」という興奮時に分泌される脳内ホルモンのせいで起こる自然現象。

アドレナリン

勉強をはじめた直後はアドレナリンが分泌されて、やる気に満ち溢れてるんだけど、実はアドレナリンによる興奮状態って長く続かない。

だから3日後には「やらなくていいか……」という思考になってしまうのは当然のこと。

最初は興奮してやる気に満ちてるから、いつまでもこの状態が続くと勘違いしてめちゃめちゃ高い目標を立てたり、逆に目標や計画を立てずに取り組んだりしてしまいがち(笑)

2.人は安定を求める生き物

習慣化が失敗するもうひとつの理由は、安定を保とうとする脳の性質にある。

安定を保つため、人には「新しい変化に抵抗する」機能が備わっているという。

この「変化に抵抗する性質」は、安定した生活を維持するためにはとても重要なこと。

でも、新しいことを習慣化するときは、この機能があまりよくない効果を生む。

新しい習慣を脳は不安定と捉えて拒絶してしまうのだ。

次回は具体的な習慣化のコース

明日も読んでね(笑)

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