防衛大学校
18~19日にかけて神奈川県横須賀まで研修に行ってきた。
目的地は18日に防衛大学校、19日が横須賀海上自衛隊だ。
ちなみに防衛大はSNSによる写真の掲載を禁止しているため画像はない。
第一印象は校舎がめっちゃキレイ!
そこらの大学の3~5倍手入れが行き届いている
図書館は雨漏りしてたけど(笑)
防衛大学校は自衛隊幹部を養成する大学のような機関
4年間の学業の後に任官するか民間に行くか選択することができる。
任官する場合は幹部候補なので飛び級で出世していくことになる。
国家公務員一種のキャリア試験に合格しているわけでもないのに、この待遇は破格
当然給料も高い(近年人材の不足によりさらに上がった)
45歳で年収は1000万円を超す。
石川県からの研修グループには各高校の校長先生や進路指導の先生がいて(というか自分たちがオマケ)
石川県出身(小松大谷高校卒)の3回生と懇談の時間を作ってもらえた。
彼の場合は身近に模範となるような先輩(航空大)や身内に航空自衛隊小松基地で働く自衛官がいたことがきっかけで、部活で鍛えた体を活かせる進路ということで防衛大を選択したそう。
特に夢があってとかではなく、なりたい自分になったということか…
とにかく真面目で純粋なところが素敵なハンサムナイスガイ
卒業後は任官して幹部候補になっていくとのこと
ちなみに一次試験はペーパーテスト、2次試験で体力テストが行われる。
ペーパーテストのレベルは共通テストとさほど変わらないが11月ごろに入試があるため、普通の学校から一般の大学を狙うような日程で勉強を進めている場合、間に合わない可能性が高い。
偏差値レベルで言うなら今まで受験してきた生徒たちのレベルを考えると旧帝大の少し下あたりと自分的には感じている。(少なくとも金沢大学よりも上)
それよりなかなか合格にこぎつけないのが2次の体力テストなのだが…(笑)
防衛大を見学した後夜の横須賀の街でディナー
というか、やっすい居酒屋で地元の飯を食い、ラーメンで腹を膨らませた。
Where are you bound for?
ホテルに帰る最中で18歳ほど(明らかに未成年)の女の子たちがタバコを吸いたいからライターをくれないかと声を掛けてきた。
自分は危険な匂いがしたので無視してホテルに戻ったのだけど、
仲間の一人が普段から夜回り先生みたいなこともしてるので、どういうことなのかじっくり話を聞くと思った通り売春を持ちかけてきたらしい。
そこから約1時間話を聞いた後説教して帰らせたそうな(笑)
彼女たちもとんでもないやつに声を掛けてしまったと後悔したことだろう(笑)
彼らはみな年齢はさほど変わらないが現実はかなり違う環境にいる
防大の生徒もあの女の子たちも夢があって今を生きているという訳ではない
単純にいい模範となる先輩や大人に恵まれたかどうか
そこに向かって努力できる状態に持って行けたかどうかの違いが大きいのではないかと思う
彼女たちにはそんな先輩はいないし、周りも似たような子がほとんどだったそうだ。
人は環境によってその生き方が大きく変わる
塾だってその環境の一つ
点数や学歴だけを追いかける塾で夢をみることができるだろうか…
それよりも愛や平和、夢や理想を語ってくれる塾が最終的に人間力をつくる環境なのでは…と思った少し切ない横須賀の夜だった。
マニュアルで教えてる講師に人なんて作れないし、ましてやほったらかしなんて通塾する意味すらない。
価値ある塾の存在意義とは
Where are you bound for?=君はどこへ向かうのか?
大きな世界観を示して、子供たちがいきたい方向へ向かせてあげる
ここが大事なポイントでしょ!
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