15歳の手紙
先日おじゃましてきた中学校での職業講和の感想をたくさんいただいた。
みんな驚くほど丁寧な字で書いてきてくれてることに大感激!
50分喋りまくり、要点をまとめず話したのでみんなが気づいたところは結構バラバラ(笑)
どこで引っかかってくれてもいいが、彼らの人生がこれで少しでもいい方向へ進むことを願う。
人生は長いようで短く、短いようで長い
やりたいことをやれた人生は楽しすぎて短く感じてしまうかもしれないし
やりたくないことをただひたすらやる人生は退屈で長く感じてしまうこともあるだろう
15歳という年齢は現代では子供として扱われるが、中世までなら元服を終える年齢
もう自分が何者なのか、または何者になるのかを自覚して歩き出してもいい頃
それなのに周りの大人が子供扱いするから彼らは”子供のままでいいんだ”と思考を停止してしまう。
職業講和は人生の酸いも甘いも天国も地獄も体験してきた大人が彼らの前で人生のリアルを語る
そんな経験を耳にする機会は15歳にとってとてつもなく貴重なものだと思う。
もちろんそれをどう活かすかは「聞く耳」という根本的な素直さがあるかどうかによっても変わる。
「人生が変わった!」とか「成績がガンガン伸びた」なんてのは大概素直で人の話を素直に聞く子に多い
そこはその家庭の育て方や親の価値観、愛情などバックボーンで変わる
できないのであれば、そういう影響を与えてくれる人に預けるのも手
成績を伸ばすとか言ってる塾はたくさんあるが、大半は大学の頃から塾講のバイトをしててそのまま塾に就職した人たち
それしかしたことないから語れる話もなく、点数の取らせ方を教えることしかできない
そんな小細工じゃなくて根本的なとこ、強い心を育てることができる塾はそれほど多くはない
点数なんて人生という長い目でみれば些細なこと
そんなものに何十万、何百万とつぎ込むなんて愚の骨頂
そもそも子供の時ほど失敗してたくさん学ぶべきなのだ
点数や順位は単なる指標、そんなものよりも「自分を信じる力」、「倒れても起き上がる不撓不屈の精神」、「相手を思いやる心」や「周りの人達に愛される性格」を作ることのほうが子供たちにとってはよっぽど大事
そういう心を勉強で育てたければそういう塾に通えばいいし、野球やサッカーで育てたいならそういうクラブ活動に通えばいい
情報社会の今、探せば道はたくさんでてくるが、本質を見抜く力がないと日に何度も流れるCMや桃色嘘日記に騙され結局ニセモノを掴まされる。
悲しいかな、それもまた現実
机の上の勉強だけじゃなく、見る目を養うってことも気にしておくべきかもね(笑)
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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