家
今年の春に学校を卒業したら起業家になりたいと言って来た卒塾生がいた。
よしよし、応援するよ
とは言ったものの、なりたいなりたいと言ってるだけで時間が過ぎていき、気づけば夏が終わっていた。
あれからどんな準備したの?って聞くと
え、なんもやってません
との回答
ん?
言ってることが良くわからんのだが…
本気なん?
起業するなら何を売るかも大事だけど、それ以外に資金繰りのことやマーケティング、宣伝方法、企画運営などなど準備しなければならないことがたんまりあるだろうに…
会社を興してからがスタートじゃないよ?
アホなの?
人に頼りすぎ(笑)
自分の会社やろ?
そんな軽い感じでやるなら起業なんて百年早いからどっかで就職するなりなんなりしたほうがいいよ。
と突き放した。
結構ショックだったらしく、悩んだ末選んだ道はワーキングホリデーで出稼ぎ
ま、いいんじゃない?それもまたいい経験
自分で会社をやるって最高に楽しいけれどリスクも伴う。
生半可な気持ちならやらないほうが身のため。
急ぐ必要はないし、リセットして仕切り直すってのもまた違う目線で物事を見れる。
長い人生をどう楽しむかも大事な観点。
スタート地点
起業は会社を興してからスタートするものではない。
会社を作ってそこにいればお金が入ってくるなら誰もがやっている。
まずやりたいと思ったところからすでに始まっているものだ。
これは別に企業にだけ限ったことじゃない。
行きたい大学や高校、就職や夢
かなえたいと思ったときから準備は始まっている
期限までの時間を逆算し、かけるお金や労力がどれだけなのかちょっと考えてみる
そうすればやならきゃいけない必要なことは見えてくるし、あとは実行するだけ
ただボーっと待ってたらそうなってましたなんてあるわけがない。
そんなの小学生がパイロットになりたいなんて言ってるのと同じレベル。
本気じゃなきゃなかなか叶わないし、そうじゃないとそこに価値は生まれない。
やるならやらねば精神って大事なんだよね!
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