くつろぎの場所
「うちの子家で勉強しなくて困ってます~」なんて言う保護者の方たまにいらっしゃる。
そらそうですよ、家はくつろぐ場所です。
家帰ってまで「仕事しろっ」て言われたら大人でも泣きます(笑)
子供だって朝から学校で勉強、そのあとは部活で体力を使い果たしてるのです。
家に帰った時くらい好きにしたい…と思うのはそんなに変ではないのでは?
そもそも勉強は自分のためにやるもの
勉強したくないなら勉強しない道を探してみたらいい
そんなにないけど(笑)
社会人のスタートライン
先月ある高校で職業講和をした。
校長先生は
「今うちの生徒たちへの求人は一人につき6~9社付きます。選び放題です」
と、仰っていたが初任給は最高18万円だいたい15万円、低いと12万円くらいとのこと
そのお金でどうやって独り立ちをするのか想像もつかない
だからほとんどの生徒が卒業後も親元を離れようとはしない
それに下手すると就職してからも親は仕送り(支援)をしないと生きていけないレベルかもしれないな…
一方この前の春に大学を卒業し大阪で大手コンサルに就職した女の子は初任給で28万円、出勤は週2回で自宅で仕事。
どこでも仕事ができちゃうから2か月に一回くらい帰省してゆったり過ごしてる。
または大手航空会社でCAになった姪は基本給は19万だけど、いろんな手当がついて28万くらい、4日働いて2日休み、ボーナスは年3回支給、本人だけでなく親も飛行機は無料で乗ることができる(回数制限あり)特典付き(笑)
これもまたしょっちゅう帰省して都会と田舎を満喫している。
なんて香ばしい話も自分の周りには珍しくない。
給料
給料は会社に在籍しているからもらえるのではなく、価値や利益を生み出したその対価として得られるもの。
社会人一年目のスタートラインでこれだけの差があって、それから長い人生の中で差がさらに格差が開いていく…なんてのは想像に難くない。
どこでこうなったのか…
できるだけ早い段階(中学1~2年あたりまで)に自分の人生や生き方に対して覚悟を決めれるかどうか…
そういうことを気づかせてくれる大人や仲間に出会えるかがひとつのカギになる。
中3になってから進学校を目指すのはかなりベースがある子だけ
それ以外は諦めるか妥協するかを迫られる。
人生は長いが全力で働ける期間は意外と短い
勉強をやりたくないというのなら、それに代わる何かを見つけないといつまでたっても自立できない子供のような大人ができちゃうんだよね。
ちなみに勉強が嫌になってくると携帯ゲームに没頭するし、机の中の勉強だけネチネチやったりする子が多い。
そんなことやってると狭い視野がますます狭くなって手詰まりになる。
だからそんなときは親子で外に遊びにでてもらいたい。
雲の晴れ間から差し込む暖かい光や木漏れ日、季節ごとに感じる風、海に沈む夕日
原体験こそが人が命の素晴らしさを感じれる原点
そこまで戻って携帯や机の上の勉強を一度リセットし、親子で将来をじっくり考える時間をとってもらいたいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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