今日は国立大学前期試験で合格した3人から”🌸サクラサク🌸”の連絡があった。
国立大学の平均倍率はだいたい5.0倍と言われる。
5人に1人しか合格しないので、毎年の事ながら思ったように、そして期待したようには上手くいかないのが常。
A判定だろうがE判定だろうが受かる時は受かるし落ちる時は落ちるのが当たり前。
高校受験とは厳しさのスケールが段違いなのだ。
先日、院生時代の後輩と会った時に理系の就職環境について話を聞いた。
彼の勤めている会社は東京にある超ホワイト上場企業。
かなりの好条件で雇用が保たれている。
この辺じゃあんまり聞いたことないほどの内容だった。
「例えば、うちの生徒たちがそんな会社に入るにはどうしたらええのん?」って聞いた答えがこちら
高専
扱いは短大卒。専門知識はある程度あるが会社にとって使い物になるかどうかは微妙。
取ることは取るけど現場で飛び回るイメージ
学士(4大卒)
一律同じ給料になるので、企業としてはやはり基本的には学歴が高い方を選ぶそう。
もちろん幅は広く取るが専門知識はあまり期待していない
修士(院卒)
かなりの専門知識を持っているため院生時代の研究と会社の内容がマッチしていれば、どんな大学からでも引き受ける。そのため大学名には全くこだわらない。理系ならここまで出ておけば自分のやりたいことをやっている会社にかなり有利に就職ができる。理系は院まで出ておく方が絶対に良いとのこと。
博士(院卒)
ここまでくると大学卒業時の年齢が27才になっているため、企業にとってはかなり選り好みされるらしい。研究で行くならアリか…
ってなことを言っていた。
もちろん会社によって条件や考え方が違うので一概には言えないけどね。
自分の場合は会社員になることを一切考えずに生きてきたので、こういう細かいことを知らなかったけど、世の中はそうなってるらしい。
理系の大学は国立なら授業料が年60万円前後。
一方、私立となると130~160万円と2~3倍に膨れ上がる。
それが×4年、下手するとあと数年増えたりする。
それ以外に生活費(仕送り)なども含めるとちょっとした家一軒分ほどの出費になりかねない。
ちなみに大学院は奨学金減免のチャンスも結構あるので、真面目にやれる子は結構金銭面での負担が減る可能性がある。
だから無理して浪人したり上の学歴にこだわるよりも、入れる国公立4大→上位大学の大学院のルートを辿る方が結果的に良い方向にいけることが多い。
もちろん学びたい内容を重視して選択して欲しいんだけど、人の興味は結構変わったりするから入れた大学が縁のある大学として受け入れることも結構良かったりするんだよね。
前期の結果発表は残り2日
WAKE生全員に桜咲いて欲しいぜ。
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