先日家で勉強もしないで長時間ラインや携帯ゲームをやっている生徒からスマートフォンを預かることになった。
返却は卒塾か退塾する時。
買い与えたのではなく、子供が自分の持ってるお金で勝手に買ってきたという。
そもそも子供は働いたことがないので自分のお金などどこにもない。
お小遣いやお年玉は親のお金であり時間が等価交換されたもの。
自己管理出来ないのなら、できるようになるまでトレーニングしてそれでも必要だと言うのならば、そのあとは「子供に任せる」が筋じゃないかな。
世の中管理されたいと本当に思う子供は少ない(たまにいるけど)。
ならどうすればいいか考えることも重要。
お小遣いについてのこんなコラムがある↓
「おこづかい」をあげると貧乏に? 子どもを成功者に育てる金銭教育の極意=午堂登紀雄
考え方は人それぞれだけど、結構ユニークなので気になる方はご一読を。
子供にはお金ではなく愛情でカバーが基本。
人は無限に時間を持ってる訳ではないので今とその先を考えて何が1番大事なのかを決めてもらいたい。
最近よく聞くICT教育。
私立高校では全員にタブレットを私、そこに宿題や課題を出して管理しているケースをよく聞く。
出された宿題はその日の夜にタブレットで提出。
朝までには先生が丸つけしてチェックするそうだ。
それってどうなんだろ…
やっぱり勉強って管理じゃなくて気持ちやプライドで進めてほしいな。
管理されることに慣れちゃだめだ。
出来ない子には出来ない子の生き方がある。
勉強が向いてないなら別の道を進ませてあげればいいだけ。
食べていけるかどうかは本人の意思と努力。
それはどの道に進んでもプライドで乗り越えていくことに変わりはない。
それに出来ない子には確かに管理は有効だけど、それはできる子にとって上限を作ってしまうことにもなりかねない。
学校の管理と課題が多すぎて塾に通えない子もいるそうだ。
まるで社畜養成機関?
そして先生も朝から晩まで仕事が続く。
それっていわゆるブラックそのものでは???
疲弊した先生を見て、生徒たちは自分が大きくなった時を楽しいものだと想像できるのかなぁ…?
自己管理と自己責任をしっかり子供に身につけさせて、極力子供たちにじっくりと考えさせてもらいたいんだけどね〜。
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