このところ小学5年生は割合⇨百分率、歩合⇨利益と割合をやっている。
小学生は実際に商売をしたことがないので
仕入れ値、利益、定価、売り値
なんて言葉を知らない。
それぞれの意味と世の中の商売の仕組みを教えていくわけなんだけど
最近この定価に対して割引ってやつが大きな意味を持つようになった。
定価=定まった価格
そのお店ではこの価格でこの商品を売りますと「表示」してあるということ。
例えアマゾンでいくら安く売っていようが、仕事なのでお店のスタッフはお客さんにその金額で商品を売る。
商品には定価をちゃんと表示してある。
店員はお店に内緒で勝手に安く売るわけにはいかない。
必要か必要でないかの説明があり、買うと判断したのはお客さん。
嫌なら買わなきゃいい。
なのになぜかこの当たり前のことを今「ぼったくり」と呼ぶ人が多い。
ではお店のスタッフに「このお店で売ってますが安いのでアマゾンで買ってください」って言えということ…?
ネットではそんなお店がえらい勢いで叩かれてる。
定価で売ることがそんなに悪いこととは…
そら地元の商店街が潰れていくはずだわ…(笑)
たぶんこんな人はコンビニの定価販売も嫌いだろうからいちいちネットで価格を比較するんだろうな…
なんとも世知辛い世の中になったもの。
そのうち小学校の算数にも
「仕入れ値が○○円に利益をつけて定価で○○円で売られている商品があります。
インターネットで同じ商品がこんな値段で売っています。
割引率はどちらが大きく、得をするのはどちらでしょうか?
そして販売しているひとはその利益で普通の生活をするためにどれだけの人にその商品を販売しなければならないのでしょうか?」
なんて問題がでてくるのかもね(笑)
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