この前授業の始めにやった問題
下のように9つの点が並んでる。どれか1点から出発して、一筆書きの要領で、4本の直線を引き、9つの点をすべて通るようにしなさい。ただし、紙を折ったり切ったりしてはダメ。
結構有名な問題だから答えを知ってる人は「あ~、あれね」なので「シィーッ!」
知らない生徒たちはみんな自分で勝手に枠を作ってしまう。
枠=限界
もっともっと大きく、綺麗に収まることを恐れないことが大事なのに・・・
生きるってそういうことでしょ?
一度しかない人生、こじんまり収まるなんてもったいない。
もっと尖って良いし、もっと大胆に飛び出ていい。
こういう問題って実は成績が良い子がなかなかできなかったりするのが面白い。
世の中に出ればそういうひらめきというか、色々な角度から物事を見れる人間ってまた魅力的なんだよな。
ちなみに答えはこちら。
定期テストや志望校なんかも同じ。
これもまた子供達は勝手に自分で限界を作ってしまう。
今日一人の高2生とキッチンで夜ご飯を食べながら
「志望校どこにしてるん?」って聞いてみた。
「自分まだ決めてないんですよ~」って答え
「なら東大にしとき。これって大学があるならそこでいいけど」って言うと
「えっ、ムリっすよ」とすぐに結論
カッチーン!
実現するかしないかは運もあるだろうけど、それは無いんじゃない?
時間もあるしベースもある。
世界にはまだまだ上があるのに、日本の枠の中で小さく自分の限界を作ってしまっていいのか?
そう何度も体験できない大学生活をそんな感じで決めてしまって良いのか?
雑談を交えながら話をしてて、最後は
「もっと頑張りますっ」
って自習室に消えていったけど(笑)
人生一度きり。
真面目にやっても不真面目にやっても生きていけるんだろうけど、悔いの無い生き方をしたいし、生徒たちにもしてもらいたいぜ。
皆様のぽちぽちのおかげでランキングが上がってまいりました。
もう少し夢を見させてください(笑)
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