円形の 和紙に張りつく 赤いひれ 掬われしのち 金魚は濡れる
吉川宏志「青蝉」
水槽で泳いでいるときの金魚を見て「濡れている」と感じる人はいない。
和紙で掬われて初めて濡れた金魚が地表に生きるものとは違う特別な存在だと気づかされる。
これって学生の姿とダブる。
学生服を着ているときや学生という身分のときはみんな同じに見える。
そして学生達自身も他の仲間との違いについてあまり気にしない。
それどころか一緒(普通)になろうとさえする。
ところが学生服を脱いだとたん社会はいきなりそれぞれの個性(能力)に着目する。
そのときに何も無い人間、ただの金魚じゃどこにも行く所はない。
金魚は金魚でも黄金の金魚になっていないとダメなんだ。
これからの日本は今まで経験したこともないほど過酷な状況に陥る。
少子高齢化、AI(人工知能)の発達による仕事の減少、膨れ上がる国の借金、途上国の発展などなど・・・
今のままでは日本がもたない日がやってくるかも・・・
そんな時に必要なのは高い能力、強い体、どんな困難に遭っても諦めない強い心・・・
自分を強く鍛えた黄金の金魚が必ず生き残る。
うちの塾生には光り輝くほどの金魚になって世に飛び出してほしいぜ。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
お時間ございましたらポチポチ↓の応援よろしくお願いいたします。
Comments are closed.