ここ数日読んでる漫画「レッド」。
連合赤軍が浅間山荘に立てこもり逮捕される過程を克明に記したドキュメンタリー。
登場人物が多すぎてそれぞれの頭に番号が振ってある(笑)
極左のイデオロギーって自分は全く知らない。
だけど、当時学生運動していた大学生たちは本気で革命ができると信じ活動に身を投じていたらしい。
ストーリー的には当時ほんとにこんなことあったのか?と思えるほど常軌を逸している。
途中からは銃器店を襲って銃を入手したり工事現場からダイナマイトを盗んだり。
それで車を盗む、銀行強盗をするなどやりたい放題。
もろテロリスト。
どこかおかしいと思いながら…それでもみんな自分たちの言葉で自分たちの行動をがんじがらめにしていく。
少しオウム真理教を思い起こさせた。
こういう雰囲気を作り出す集団真理。
良い風に働けば素晴らしいが、人間そこまで善ではない。
ほとんどが悪い方に悪い方に動いていく。
こんなに情報が溢れる世の中になって、知りたいことがすぐに知れるようになった世の中。
これから先同じようなことが起こらないかというと、そんなことない。
今でも色々変なグループがマスコミに登場してるしね〜。
当時の活動していたのは東大や京大をはじめとする高学歴な学生たち。
もし世の中にでてちゃんと働いてたらこんな活動に参加すること…なかったのかもなぁ…
と少し考えさせられる漫画。
あまり見かけないけど、機会があれば是非。
彼らの行動をどう捉えるかは人それぞれかも…
ポチポチ♪
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