先日ラジオでスウェーデンの学校の先生の立場について話を聞いた。
スウェーデンでは先生の立場は非常に高く、就職するためには高倍率の試験をくぐり抜けねばならないそうだ。
給料や待遇も良く、福利厚生もしっかりしていて夏休みなどは2ヶ月半もあるという。
保護者や生徒達は先生を尊敬しているという。
日本の先生の仕事との大きな違いは勉強を教えるだけだということ。
だから雑用などは無く、夕方4時には家に帰る。
部活や遠足の付き添いなどはそれ専門の人が雇用されている完全分業制なのだ。
言ってみれば日本の大学の教授のような扱われ方。
先生は授業のみに集中できるし、生徒も甘えが許されない。
ある程度のレベルに達しないのであれば留年もありうるからね。
参考サイト: スウェーデンと日本の教育のどこが違うか?
もちろん国力も国民性も違うし一概には比較できない。
なんでも外国が良くて日本が悪いとは思わない。
だけど、もし日本の公教育の問題点が少しでも改善されるのであれば結構参考になるのではないかな。
先生の立場が向上しなければ生徒をコントロールするのは難しいし、先生もやる気をなくして部活にのめり込む。
今の時期、新中1で学力テストなどすると、小学校で凄い差がついてることが点数に如実に出る。
公立の小学校は定期テストで点数を確認したり点数を公開することがないので生徒が現実をわかっていない。
中学校の勉強のベースは小学校の内容をどれだけ把握してるかが大きいのにね・・・
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