ホタルイカ
富山湾の春の名物だ。
(もちろん石川県でもわずかながら捕獲できる。)
体調5~7cm程度の小さなイカ。
普段は深海200~700mに生息しているが、4~6月にかけて産卵のために海岸に押し寄せる。
何年も前から取りに行きたいと計画を立てていたが、いつも実行に移せなかった。
ホタルイカが押し寄せるタイミングは新月の夜、風も波もない満潮の前後2時間が良しとされている。
今回の土曜日はまさにその条件が整ったドンピシャの日だった。
授業終了後富山市四方漁港に直行。
海岸線は大勢の人と車で溢れていた。
四方漁港とその近辺の浜の二手に分かれてイカを捜索。
良く見るとホタルイカは結構近くを泳いでいる。
触手の先にはそれぞれ3個の発光器が付いているため、網で掬うと青白く光り、キュッキュッと鳴く。
浜近辺で捕獲すると砂を噛む可能性があるのでせめて膝くらいまで海に入れるような装備がオススメ。
捕獲できるとかなりテンションがあがる(笑)
浜で暖をとっていた毎日来てるというベテランさんに聞いたところ、この日は残念ながらハズレの日。
相手は自然、最高のコンディションがアタリの日とは限らないのだ。
一人分のオカズを手に入れ朝方4時半に撤収。
あまり捕獲できなかったが、友人達と楽しい思い出はプライスレス。
ちなみに年に数回あるという大量に押し寄せる夜にはこんな光景がみられるらしい。(ホタルイカの身投げ)
こんな日には1時間で20リットルのクーラーボックスがいっぱいになっちゃうそうだ。
次はキャンプを兼ねて家族でトライかな(笑)