旅立ちの日24’

娘の卒業

今日は卒業式

娘は高校を卒業し、いよいよ大学へ進む

自分は夜のお仕事をしているので娘が家にいる時間に家にいないという状況

なので育てたのはほとんど奥さんなのだが(笑)

小4から塾に通い、高校を卒業するまで9年間、塾にいる間だけがふたりの共有する時間

塾では親子ではなく、先生と生徒

そこはキッチリと区別していたけどね

中学の途中まで親子って知らない生徒もいたくらいだったし(笑)

ここまでほんとあっという間だった

まだ娘が小さいころに家業が廃業になり、仕事を失い文無しで一気にどん底のお先真っ暗

睡眠時間4時間くらいでどれだけ長い時間働いても手元に残るお金は数万円しかなく、自分の親がうちの奥さんに離婚したらどうやと切り出したくらい悲惨な状況だった。

月2万のボロアパートで6年暮らし、取り壊しで退去、その後築70年の古い家に引っ越した

アパートにいた頃に塾の仕事と出会い、徐々に仕事にも慣れ生活も少しは安定

貧乏は相変わらずだったけどね😅

次のステップのためトラックを売って大学院に進んだ

あの頃はよく金沢大学の研究室にも娘を連れて行った。

学内を一緒に散歩してると「この大学にいく～」とか言っていたのに、結果田舎を捨てて東京に…(笑)

その頃乗ってた軽四の商用バンはやっすい金融車で狭いしビニールのシートの座り心地も最悪だったから常に腰が痛かったな💦

誰も文句言わなかったけど😅

うちの家族はそんな底辺時代をみんなで乗り切ってきた同志のような関係でもある

離れ離れになるのは少しだけ寂しいが、子供ははやく親から切り離してあげないと自立の妨げになる。

何も言わず、自分たちが育てた娘を信じて送り出してあげるだけ。

これまでたくさんの人たちに助けられ娘を育てることができました。

夫婦2人だけでは絶対にここまでこれませんでした

感謝しかありません🙏

今日の卒業式はそんな娘の成長を感じる粛々とした良い式でした。

小松高校の先生方、同級生の皆さんほんとうにありがとうございました。

いい旅を！

そしてもちろんWAKE生たちも卒業となる

うちはこの代から完全に小松高校の生徒だけを残すことになったので、100％松高生しかいない

みんな仲がいいのはいつものこと

地頭が良いから中学の時から”わかる”まではめっちゃめちゃ早かった

だけど、調子に乗って”できる”までやりこまなかったから偏差値がほんとにでなくて(笑)

中3の受験の時はハラハラドキドキ

最後はしっかり結果をだしてきて安心させてくれたけど。

そんな彼らもいよいよWAKEを巣立つ時

国公立前期日程の結果が来るまではどうなるのかわからないけれど、笑顔で春を迎えてくれることを祈る。

みんなこれからも自分らしい良い旅をするんだよ！

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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