年収を聞く子供
中学校や高校で職業講話をすると、子供たちにニヤニヤされながら「年収はいくらですか?(小笑)」的なことを毎回聞かれる。
どアホぅの質問だね。
そういうこと聞いてる子は大人になっても高収入の人の話を聞いてよだれを垂らして羨ましがってるだけで人生が変わることがないだろう。
人の収入を聞いて自分の人生になんのプラスがあるのか…
働けないのだから、お金の前に自分を磨くためのアドバイスを聞けばいいのに。
お金より大事なもの
お金はたしかに生きていくために絶対に必要なもの
だけど、お金=幸せとは限らない
家族、愛情、友情、健康、若さ、信頼、経験、才能などなどお金では買えないものはたくさんある。
世間知らずの子供だから仕方ないかもだけど、価値観のほとんどがお金って寂しいね。
お金より大事なのは時間だと思う。
極端な話、毎日4時間睡眠でそれ以外をすべて労働にあて、ケチケチ生活をすれば年収1000万円くらいいくかもしれない。
だけど、それでお金以外何が残る?
次のステップをどうするか考える時間もない
家族や友達と楽しく過ごす時間もない
着飾ってお洒落をする時間もない
本を読む時間もない
特に遊ぶ時間がないってのがキツイ
遊ぶことで新しいアイディアやいい出会いに巡り合え、人生に幅がでてくる
成功している人はみんな仕事もするけど遊びはもっとする
成功=金持ちだと本気で思ってるならなかなか気づかないけどね。
Time is money
Time is money というけど、目に見えないものだけに気づきにくいが、時間はほんとに大事で、それは自分だけじゃなく他人に対しても同じだといえる。
人が自分のために使ってくれた時間はその人の命であることを結構忘れがち。
”体作りや礼儀と上下関係は部活で学ぶもの”だと言う親が結構いる
そのため学校の先生が家庭も顧みず部活でたくさんの時間(命)を無料でささげている。
生徒が問題を起こして警察に捕まり、学校の先生が時間関係なく呼ばれ
「うちの生徒が迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝らされる
どれもおかしな話。
それらはすべて親の仕事であって、先生の大切な時間を無料で提供させるのは間違っていると思う。
今、学校の働き方改革で部活の地域移行が進みつつある
部活がなくなると勉強しない子はスマホばかり触ってばかりになるから困るとか言われるけど
それをなんとかするのも親の仕事です(笑)
うちの生徒たちにも教員志望はちょこちょこいるけど、現状だとあまりおススメできない。
これから学校の先生にも自分の人生についてじっくり考える時間と余裕が与えられることになるといいのだが…
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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