中3は来週から8日間連続授業。
受験までの最後の仕上げにはいる。
毎回過去問を解き続けているが、その中で採点者として思うことを少し。
・字が汚いものは読む気がしない。
特に作文や記述問題。
一度で何人もの採点をしなければいけないので、かなり面倒。
受験時は小松高校の場合400人近くの採点をしなければいけない採点者の気持ちになると鬱になりそう。
採点者は高校の先生、通常の授業もしながらやることもあるだろう。
つまりかなりの重労働になるのだ。
それに採点者側も採点ミスは許されない真剣勝負。
当然、採点が行われた後、なんども何度も確認・点検がされるが、せめて字くらいは綺麗にかいて心象を良くしておきたい所。
・主語と述語がおかしな作文。
1文が長くなればなるほど最後のまとめがおかしくなる。
日本語は英語と違い最初に主語、最後に述語を持ってくる場合が多い。
少し時間をかけて作った文章はおかしなところがないかチェック。
ありがちなのは「モノ」が主語なのに最後は「する」になっていたりするもの。
それ自身でなにかできるモノであればOKだが、される場合が多いので「受動態」にするとかね。
ケアレスミスを少なくするコツとしては1文を短くすること。
少しの気遣いが文章を読みやすくする=心象が良いなる。
・解答が正解だが途中経過で間違えている数学や理科の解答。
採点者は最終的名答えとは関係の無い部分での計算ミスなども含めて、答案に書いてあるものはすべて目を通している。
間違いは減点となるだけなので、少し答えに迷うなら減点覚悟でも途中の式は書くべし。
ほとんどの生徒は満点ではないので減点はあまり気にする必要は無い。
逆に答えが間違っていても考え方が間違っていなければ部分点はもらえる。
もしかすると満点近くまで点数がでるので最後までやり通すこと。
・作図
コンパスがないからといって手コンパスはまずい(笑)
当日は絶対に忘れてはいけない。
受験校によっては裏からコンパスの針が刺さったかどうかまでチェックする。
不真面目さはそのまま心象を悪くし、テストの結果に影響を与える。
先生も人間だってことを忘れないこと。
と、まぁ色々書いたが一番大事なのは最後まで諦めないこと!
それから採点者の気持ちになると気づくこともあるということを知ってもらいたい。
英作文などはちゃんと読んだ人に「いいねぇ!」と言わすくらい文章をまとめて欲しいところだ。
石川県公立高校入試まで残り約11日。
最後の最後まで諦めなかったものが勝つ!
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