小学生の算数
先日やった小学生の算数の問題
なかなか面白かったので中学生にも出してみたら、正解まで辿りつけた子は数人💦
たまに「小中学生に勉強を教えるのは簡単ですよね」なんて言うバイト初心者がいるけど全然違う
初めて習うことを理論や根拠から教えるのってかなり難しい
さらに知ってる内容だけで解くというのも、教える側が慣れてないといけないから難易度高いのよね。
実際解くと最初は大人でも戸惑うかも
もちろん小学生なので三平方の定理は使えないことをお忘れなく。
解答
半径8㎝で中心角45度の扇型から三角形を引くという考え方がベースは他の問題と同じ
(扇形-三角形)×8=色のついた部分の面積
ただし、三角形の面積を縦横の長さから一発で求めるというのができないのがポイント
ここでうちのほとんどの中学生が躓いた(笑)
もちろん小学生の範囲内という条件付きで。
いろんな考え方があるけど、わかりやすいのは△ABCは二等辺三角形なので中心点OからBに引いた直線(8㎝)はそのまま三角形の高さとして使える。
そして直線ACは半径8㎝の2倍であり、底辺として考えることができる。
△ABC=16×8÷2=64
△ABO=△CBOなので
64÷2=32
更に△ABOも二等辺三角形なので、32÷2で16㎠
扇形の中にある青の△は16㎠とわかる。
もちろん、こんなに細かくやってたら日が暮れるので
青の△の面積=16×8÷2÷2÷2=16は一発で出すのが普通。
ここまでくれば簡単
扇形の面積は8×8×3.14×45/360
扇形から△を引いて、それが8個ある
(8×8×3.14×45/360-16)×8
=(8×3.14-8×2)×8
=8×(3.14-2)×8
=64×1.14
=72.96
答え 72.96㎠
小学5年生の問題だけど、中学生でも一瞬おっ!むむむって考えさせてくれるいい問題。
解答を見ればそらそうだろ~だし、
わかる子には簡単な問題なんだけどね~。
頭の体操になったでしょうか?
ちなみに解答へのアプローチはたくさんあるので、色々考えてみておくんなんし。
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別解
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