日曜日の晩「マグロに賭けた男たち2015」という番組をやっていた。
大間のマグロ漁師たちのドキュメンタリー番組。
マグロは100キロを越えると金額も跳ね上がり一匹で何百万にもなるという。
一攫千金を目指す男達の生き様が心振るわせる。
今回は28歳で一人でマグロ漁船を操り、一日に何匹も巨大マグロを揚げる若きカリスマがメインの構成。
それと対照的に29歳で父親の跡を継ぎマグロ漁師になろうとする青年がクローズアップされていた。
若きカリスマは高校中退後、父親と共に船に乗り腕を磨いてきた。
一方、29歳見習いは若くして結婚。
家族を養いながら別の仕事を細々と生きてきたが、突然「漁師になりたい」と父親に懇願。
「幼い頃からずっと漁師になりたかった・・・」と言っていたが、それがもし本当ならもうとっくになっていないとおかしな話。
当然父親は反対することに・・・
その後、何とか許可を得て乗船するのだが・・・・という内容。
覚悟は顔にでる。
若きカリスマには船に乗っているときやはりオーラがある。
さすが一日に何本もマグロを釣り上げるだけのことはある。
まず、顔つきが違う。
一人で船に乗り、この仕事で生きていくんだ!という決意がよくわかった。
見習いは初め画面に顔が映った時点で色々と甘いのがよくわかる。
まだまだどころか全然仕事に対する覚悟が足りない。
ダメならまた元に戻れば良い・・・どうせ父親の船だ・・・くらいの気持ちが画面から伝わる。
正直昔の自分を見ているようでイラついた(笑)
たぶん全国の視聴者も同じような気持ちになったのでは?
昨日遊びに来てくれた小松高校生たちも受験の時はやはり絶対に受かるんだ!という覚悟が体からでていた。
年頃の女の子なのに髪の毛が円形状に白髪になるほど。
上位校を目指す次年度の受験生達!
行きたい学校があるなら、まずは今の成績は関係ない。
「絶対に死んでも行く!絶対絶対合格してみせる!」その覚悟を決めないといけない!
本気になった人間は誰が見ても顔つきが変わる。
3年の部活が終ってから・・・とか、夏休みから・・・なんて言ってる受験生を簡単に入学させるほど上位校の壁は低くは無い。
行けたらいいな、じゃまず行けない。
まだ顔つきが変わってないなら・・・
お決まりだけど、「いつからやるの?」
「今でしょ」は当然の助動詞なのである。