魚は水の存在に気づかない
フランスの諺
魚にとっては、水はただ存在するだけである。水は魚の環境であり、魚は水に囲まれている。魚は水と一体化しているので、水が汚染されたり、なくなったりするまではその存在に気づかない。
先日高校時代の友達と”あの頃は全く周りを見てなかったし、先のことも考えてなかったなぁ~”なんて話になった。
当時誰も気づかせてくれるような言葉をかけてくれなかったのか、それとも自分たちが聞く耳を持てなかったのかわからないけど、ただ過ぎていく日々にたいして不安も焦りもなかった。
ふたりとも当然そのあとにしっかりそのツケが回ってきたわけなんだけど(笑)
中高生くらいだと今ある環境が当たり前だと、さらには永遠に続くものだと勘違いしてる子は多い。
親の家にずっと住み続けて親の脛をずっと噛み続けれるものだと…
だから自立心が生まれない。
今ある環境は当たり前じゃない
世の中に出るとき自分の力で立つんだという覚悟が持てれば、勉強はやって当たり前だし、さらに特化した武器が自分に欲しいと思うはず。
選択肢がある間にそういう気持ちが持てればいいね。
ぬるい考えを持ってる子が楽々生きていけるほど世の中甘くはないよ。
鳥は、空気を知らない。
魚は、水を知らない。
そして、人間は、自分を知らない。
中国の諺
余りに身近なものは、大切なものであってもかえって気づかれにくいということ。水中の魚には水が見えず、人には空気が見えないの意から言う。
たまに周りの塾生が頭が良すぎるので塾をやめますみたいな子いるけど、本末転倒。
比べる対象がいて自分の立ち位置を確認できる。
自分に塾のレベルを合わせるんじゃない
塾のレベルに自分を合わせていかないと進化はないんだが…
そこがわかればライバルの存在に感謝ができるんだけどね。
というか、そもそも勉強は自分のためのものなので、比べてもしかたがないんだが(笑)
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掬われしのち
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