南加賀の進学高校の印象
今年も受験の時期がやってきて、三者面談や今後の進路でお悩みのご家庭も多いかと。
うちは進学塾なので進学校に進む子がほとんどだから全部のことはわからないが、少し印象を書いてみたいと思う。
あくまでも主観なので、悪しからず。
小松高校
言わずと知れた南加賀トップの進学高
正直南加賀で勉強に真正面からぶつかり上を目指すとなると、”小松かそれ以外か”になる。
なのでうちの生徒で小松を目指す子が多くなるのは必然。
一学年320名の在籍数は実は南加賀の高校で一番多いので当然合格者も多い。
勉強が嫌いな子には正直3年間は修業だと思ったほうがいい。
文武両道なので勉強だけではなく部活も盛ん。
ただ、ここ数年南加賀の中学生全体の学力はとんでもなく落ち込んでいるので、高校の先生は生徒のレベルや状況はあまり考えず、それぞれの教科で強制的にかなり大量の課題をだしてくる。
それらをこなすだけで一日が終わってる生徒は最終的には伸びないことが多い気がする。
それに学校としては旧帝大などの難関十大の合格実績を出すことしか見てないんだろうね…
今年金沢大学の推薦で必要だったKUGSのことを進路指導の先生ははく知っていたのにも関わらず生徒たちにわざとアナウンスしなかった。
生徒のボリューム層は金大あたりがメインになるだろうに、これは正直生徒側を向いている行動とは考えにくい。
それでもこの学校がいいのは”上を向いてがんばる学友”が多いからだ。
お互いに尊敬しあえる先輩後輩、そして同級の友達は一生の財産となる。
南加賀の高校でここが推しといえる理由はこれだと思う。
小松明峰高校
良い面は自由さかな。
部活も勉強も強制されることがあまりないので、自己探求に時間を使うことができる。
勉強以外でやりたいことがあるならアリ。
3年間かけて行ってきた探求や研究をそのまま学校推薦や公募推薦で使っていけば大逆転も可能。
ただそれをフォローしてくれるような塾は恐らくうちも含めて小松地区には存在しないと思う。
そして全体で見ると学校側の対応が今かなり…な状況
生徒側は生徒側で毎年高3の秋が終わっても教室内が受験モードになっていないことも気がかり。
今年3年生を4人預かっているけど、聞けば聞くほど自分の生徒にオススメは…。
もちろん生徒の将来をちゃんと考えてくれる良い先生もいることはいるので、尊敬できる先生を味方につければ勉強面は自分次第でいくらでもなんとかなる。
自由な校風だけに自立心と自律心を持っていない子には3年後に辛い結果が待っているかも。
大聖寺高校
エリアが違うので正直うちからこの学校に進む子は少ないから情報があまりない。
土山校長先生が遊びに来て話している内容から推測すると、今一番可能性を感じる高校だと思う。
学校側の倍率割れの危機感から生徒に勉強を押し付けるではなく、各個人の個性を伸ばし活かすことで結果的に学力を押し上げているという良い循環が起こっている。
勉強ができる子には勉強を、そうじゃない子には推薦での入試をガンガン推し進める。
すべてを取りに行く姿勢は先生にはかなりの負荷がかかるけど、それを楽しいと教員側が感じているというのも校長の強烈なリーダーシップとキャラクターのなせる業か。
個性を伸ばすスタイルから探求などに時間を使える子にはうってつけ。
特に学校の勉強とは少し違う探求活動をしていきたいなら近くにタビト學舎があるし、入塾すれば強力なバックアップをしてもらえる。
そんな子にとって大聖寺+タビトは最強タッグだと思う。
3月に卒業を控えている元塾生はすでに推薦で実力以上の大学に合格してしまっている。
偏差値50近辺なら間違いなく大聖寺高校がおススメ。
小松市立高校
実は今年の一番人気はこの学校らしい。
小松大学に推薦で入りやすい(との噂)。
数人を除いたほぼすべての生徒が推薦で大学に進学する。
高校生活をエンジョイできる学校。
あまり情報がないのは校長先生が他の塾には行ってもうちには遊びに来てくれないし、さらにうちからここに進学する生徒がほぼいないから(笑)
新年度のこと
実は南加賀のほとんどの高校で校長先生が交替となる(大聖寺は変わらず)。
学校のスタイルを変えることはなかなか難しいが、トップ次第で学校は一気にムードを変える。
今書いた印象も次の校長次第でガラっと変わるので、乞うご期待!
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