思春期真っ只中の中3の男子。
なんの想像をしているのか鼻血をよくだしている。
「一回でると止まらないんですよ~」って言ってた。
ま、血がでたり、痛かったりするのは生きてる証拠。
大きな病気じゃないなら心配は要らない。
実は地球上の生物の血液はみんなが赤色ではない。
血液が赤いのは酸素を運ぶヘモグロビンのせい。
これは鉄を含むタンパク質。
これが酸素と結合し、酸化鉄となり体内に運ばれる。
鉄は酸化すると赤くなる。(サビを想像すると分かりやすい)
これが血液が赤く見える要因。
ところが生物のなかには鉄の変わりに銅を媒介するものがある。
ヘモグロビンではなくてヘモシアニンという物質がそれ。
銅は酸化すると青くなるので、これをもつ生物の血液は青い。(神社の屋根を想像すると分かりやすい)
海の生物に多く、甲殻類や軟体動物タコやイカ等。
そんな青い血をもつ生物の利用が衝撃的。
なんとカブトガニ(horseshoe crab)の血液を採取するアメリカの工場。
カブトガニの血液は細菌やエンドトキシンなどに触れるとゲル化する性質を持っているため、毒素の検査薬に使われる。
血液は遠心分離機にかけられ、LAL(カブトガニ血球抽出成分)を生成。
1リットル弱でなんと15000ドル(約180万円)で病院などに売られるそうだ。
このカブトガニは一応、血液の採取後は海に戻されるのだけど、色々とショッキングなカブトガニの活用法である。
世の中では想像したこともないような仕事あるんだね(笑)
ポチポチ山へ滑りに行きたい今日この頃・・・