釣り竿は一方に釣り針を、もう一方の端に馬鹿者をつけた棒である。」
サミュエル・ジョンソン(英国の詩人・批評家)
寝不足なのに朝から富山湾
狙いは冬の味覚甘鯛。
いけそうなら大鯛や寒ブリも…と欲張って7本もロッドを車に積み込み出陣。
が、撃沈…😭
1月にも関わらずとんでもなく釣り日和なのに海は不機嫌なようだ。
マリーナに戻ってくると他のボートの方々と話す機会があり、伏木近辺で今釣れるものを聞いてみた。
スルメイカ・ヤリイカ・ノドグロ・甘鯛・タラあたりがメインだそうで、自分の釣ろうとしていた大鯛やブリはまず釣れないとのこと。
何が起こるかわからないとはいえ、魚のいないところで糸を垂れても釣れる訳ないね(笑)
マーケティングやリサーチはここでも重要なファクターなのか…
ところで昨夜のTV番組で塾講師をなさっている50代のお姉さまの話を観た。
つい最近までご自分で塾を経営されていて惜しまれつつも経営難で廃業、今は別の塾で働いているという。
高学歴で外国に住んでいたこともある講師歴25年のベテラン先輩。
東京にあり塾生は50人くらいいたそうで、月謝は1時間2500円の週2回×4週間=8時間、1ヶ月20,000円(1教科)。
うちは英語と数学、週2時間×2回×4週間=16時間でそれより低料金なので、その塾はうちの実質倍以上の月謝ということになる。
近くに大手の塾が2軒できて…とおっしゃっていたが、その月謝と生徒数で廃業にせざるを得ないとは…
世の中世知辛いというか、一寸先は闇は自営業の宿命か…
求められているところに最適の答えを提供しなければ生きていけないのは釣りと同じ。
それでも昔の教え子との思い出の品を捨てることができなくて、元塾舎であったお部屋にはたくさんのモノで溢れていたのには、同業者だけにやるせなさを感じた。
『潮時』
1、潮の満ち引きが発生する時間帯
2、物事を開始したりやめたりするのに一番よいタイミング
なんて言葉があるが、今日もやめ時がわからずズルズルと予定より1時間多く海に浮かんでいた。
いつかは自分も引退の潮時がくる。
そんな時は惜しまれつつも颯爽と幕を下ろし、第2幕である次の挑戦に向かうかっこいい背中を教え子たちに見せつけていけるようになっていたいな。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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