今週から新学期がスタート
冬休みの間は少し寂しかった自習室も熱気が籠るようになった。
やっぱこうじゃないとね!
高校生の勉強はインプットよりアウトプット重視。
どれだけ自習時間をとれるかが成績アップの鍵になる。
たまに勉強の仕方がわからないと面談で言われることがある。
よく塾のチラシやホームページなんかでも勉強の仕方教えますなんて書いてあるけど、そんなの人によって違うしかなりアバウトなものかインチキが多いし、勉強本来の意味からいくとやっちゃダメな接し方じゃないかなと思う。
小学生の頃は勉強できたんですけど中学生になって…とか高校になってめっきり…なんてよく聞く話。
勉強に対するテーマや勉強方法は各学年で違ってるのでいつまでも同じ事してたら合わなくなって当然。
それを失敗しながらでも改善し続けることが大事だし、自分で見つけるから意味がある。
そこをわかってない子供たちが多すぎる。
小中高での勉強に対するテーマ
例えば公教育において、小学生の場合は初めての事をやるわけで、全てのベースをこの時期に作ってしまわないといけない。
テーマは「ベースを作る」かな
だからできるだけシンプルな構成になっている。
ある程度は作業でも対応できるレベル。
中学生の場合は小学校で習ったことをベースに少し発展させていく。
テーマは「理論を理解する」
英語は中学からスタートするので勉強の仕方は小学生と同じように作業になっていくことが多いだろう。
小学校のベースがないと理論を理解するためのパーツがかなり足りないので苦労するのは確実。
そして受験が近くなる頃にはほぼ全ての内容が終わりに近づき発展応用問題へと変わっていく。
この頃にはインプットとアウトプットの割合は2:8くらいになっていないといけない。
高校生の勉強はもちろん中学で習ったことをベースになる。
テーマは「理解したことを使って、速く正確に答えを導き出す」となる。
ここで結果を出すには日々トレーニングを欠かすことはできない。
この時期まで才能や勘でやってきた子の場合、努力の仕方がわかっていなくてドツボにハマって時すでに遅くなってしまうことも多々ある。
理想としては高3になるとアウトプット10でもいいくらいになっててもらいたい。
と、まぁ最後には自分の能力の引き出し方を学んで欲しいわけで、常に頭を働かせて時期や自分に合った勉強法を作り出していかないといけない。
それこそが世の中に出た時に役に立つ勉強だ。
マニュアルからカリスマは生まれない。
誰かに決めてもらった勉強しかできない人間は社会に出ても誰かに決めてもらわないと何もできなくなる可能性が高いと思う。
世界と比較して中高であれほど学力が高かったのに、日本からGAFAみたいな会社が生まれないのは子供達のマニュアル至上主義が原因だと思う。
特にマニュアル勉強に頼りがちな進学校の子達かな。
常に頭はフル回転じゃないとね!
ちゃんと考えて生きているなら学歴や経歴なんて関係ない。
「自分のやりたいこと」や「やらなければいけないこと」に自信を持って取り組める大人になって欲しい。
中身のない高学歴なんて自分が会社を経営してる側なら採用しないもんね(笑)
どんなに成績が悪くても、焦らずにトライ&エラーから学んで自分を高めていって欲しいな。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
お時間ございましたらポチポチ↓の応援よろしくお願いいたします。
Be First to Comment
コメントを投稿するにはログインが必要です。