日本人は刺身が大好き
たぶん外食に行くとなったら老若男女みんなにウケるのは寿司だったりするのではないだろうか。
そんな生食文化と切っても切れないのが寄生虫
アニサキス
一度胃の中に入ると胃壁をガブリ
胃が急激に収縮しリバースを繰り返す。
アニサキスが潜んでいる生ものといえば代表的なものがイカやサバ
イカそうめんはアニサキスを分断するためにも都合が良い料理法。
短冊に切ったイカは良く噛まないといけない。
食べる前に注意して見ると発見できたりもするけど(笑)
イカは喉越し
「カレーは飲み物、イカは喉越し」だと思ってるので、いつもあまり噛まないで噛み噛みゴクン。
ホルモンと一緒でいつが飲み込むタイミングかわからないから(笑)
おかげでアニサキスには今までの短い人生で3回やられている。
3回目ともなるとさすがに胃の痛さの原因に気づく。
夜に食べることが多いので当然病院はやってない。
一晩中痛さと格闘し、主治医に告げると
「上原君、またか~」(笑)
と胃カメラでアニサキスを切ってくれる。
放っておいても10日もすれば胃液で死ぬ運命。
なんでこいつはこんな無意味な生き方を選ぶのか・・・
実はアニサキスは冒険をすることが宿命として生まれている
彼らはイルカや鯨のお腹のなかで初めて繁殖することができるため、卵として海に放出されてからいろいろな生物に寄生、そしてまたイルカや鯨のお腹に戻る旅をする。
そこにはおそらく知恵などはなく、運命に翻弄されながらただひたすらゴールを目指すという本能のみが存在する。
物心ついたときに自分がアニサキスだということに気づいた時の絶望感と言ったら想像を絶するだろうな・・・
彼らは運に身を任せるのではなく自分で自分の道を選択できる自由な冒険がいかに幸せなことなのかを改めて気づかせてくれる。
少し大げさかもしれないけど、当たり前のようで気づかないこの奇跡を子供達はどう考えるだろうか(笑)
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