手紙から始まる夜

 連日の大雨で釣りに行けない。

そんな土曜の朝は映画を観て過ごした。

「くちびるに歌を」

くちびるに歌を』(くちびるにうたを)は、中田永一の青春小説。NHK全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」の作者であるアンジェラ・アキのテレビドキュメンタリーをもとに小説化された。 wikipediaより

このアンジェラ・アキの「手紙」は大人になって15歳の自分が未来の自分へ出した手紙を受け取った彼女がまた15の自分へ返信する歌詞になっている。

歌詞を載せちゃうとジャスラックから脅しがくるので(以前本当に来た)知りたい人はここをクリック。

自分が15歳の頃は本当に何にも考えていなくて、日々ただ目的もなくダラダラ過ごしていた。

あの頃は親の仕事も順調で体も健在だったし、お金に困る生活をしていなかった。

好きなものを食べて好き勝手なことをし、勉強もせずに漫画ばかり、放課後は友達とカラオケ三昧。

自分の能力にあぐらをかき、ずっとこんな生活が永遠に続くと思っていた。

情けない…

30代の前半に人生のドン底を味わって初めて生きる苦しみや痛みを知った。

塾講師という仕事を初めてからは自分が昔の自分に言いたいことをいつも生徒たちに伝えている。

もし15の頃にうちみたいな塾に入ることができたら、人生がまた変わっていたかもしれないし、今の仕事をしていなかったかもしれない。

大人になってから「あの時こうしていれば…」なんて言っても意味がないことだけど、こんな素敵な歌や出会いがあって子供達が何かに気づけるかもしれないなら自分のやってきたバカも少しは報われる。

15の彼らが未来の自分に期待を持てるように、大人になった彼らがこれまでの自分の生き方を後悔しないようにね。

 そんなアンジェラ・アキは18才の時にサラ・マクラクランのライブを観て歌手を志したそうだ。

サラ・マクラクランは自分がカナダに留学してた時に大好きでめちゃめちゃよく聞いた。

代表曲 Angel

聴けばカナダで過ごしたあの頃のアパートの光景、大きなベッドと開けた窓から入ってくる乾いた風に揺れるカーテン、そしていつも笑って一緒にはしゃいでいた友人たちがすぐに目に浮かんでくる。

当時ルームシェアをしていた友達は日本に帰って来て数年後、20代半ばで突然亡くなってしまった。

原因は心臓発作。

旅行会社に就職。

残業残業残業で働き続けた末の過労死。

お通夜に参加するため東京まで行き、固くなった彼の顔を見た途端、その現実に息ができなくなるほど号泣した。

そんな寂しい記憶を思い出してしまう曲でもある。

 Angelは映画「City Of Angels」の挿入歌

ってな訳で、中2生に見せる今夜の映画に決定した。

この映画もカナダにいた頃だから日本語字幕なしで観た記憶。

人間(マギー)に恋をした天使(セス)が、天使であることをやめ人間になることを選択する。

悲しい結末が待っているのだけど、命あるからこそ痛みや苦しみそして愛を感じることができる。

それこそが人間であることの喜びなんだというメッセージ。

子供達には人生の素敵な一面と悲しい一面がちゃんと伝わっただろうか…

そういや辛さも幸せの一部なんだよな〜。

一が抜けただけだもん。

色々あったけど…ドン底のツケはまだ終わってないけど…それでも今は幸せを感じて生きている。

人生は自分の覚悟次第。

そしてどんな下手な生き方をしてきてもそれを無駄にさせない工夫が必要だと思う。

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なんだかいろんなことが頭をよぎる一日だった。

ちょっとセンチメンタルジャーニー(笑)

今夜はお酒でも飲みながらもう少し昔を懐かしんでみようかな。

 

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