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奇妙な現象

 朝から一路金沢へ

北陸学院高校の塾向け説明会

相変わらず絶好調の学校。

参加者に対する気配りや用意された資料は他の私立高校を圧倒している。

昨年度の受験結果等から気になったところを少しあげると

  • 一般入試におけるコース別基準点が特別進学「300点以上」総合進学「210点以上」になった
  • 推薦合格者対象で中3次の9教科評定の合計が基準を満たす場合3年間の授業料が免除になる
  • 一般入試における受験者の平均点は特別進学「355.1点」総合進学「274.1点」

 大学入試の話ではやはり昨年度話題になった「私立大学の入学定員の厳格化」

制度改革によって合格者の割合が定員に対して決まってしまった。

規模の大きな大学では定員を2年連続で大幅に上回ると補助金が削減されてしまう。

私立大学の受験は国公立大学前期試験よりも前に行われるので、国公立に受かった生徒は私立へ進学しないケースが多い。

大学側は合格者を多くだすと助成金が減り、入学者が少ないと授業料が集まらなくなるというジレンマに陥った。

そのため首都圏の大学では前期試験の後に2次募集3次募集と何度も追加合格を出す奇妙な現象が起こってしまった。

大学の「駆け込み合格」増える 受験者、喜びと困惑

第1次における合格者は上位レベルのみ。

そのため今年からは首都圏上位私立大学の偏差値は軒並み爆あがりする可能性がある。

そうなると国公立大学の滑り止め感覚では合格するのは容易ではない。

もし早慶上理、GMARCH、関関同立レベルを目指すのならばこれまで以上にしっかりと対策を組む必要がある。

部活も終わり、本格的に受験モードにしていこうと思ってる受験生には知っておいてもらいたいね。


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