入試2日目は小松明峰高校で入試応援
代田くんは大聖寺高校に向かってもらった。
気温は0度だけど、冬晴れでピンっと張ったような空気が清々しい。
みんなを見送った後は久保田先生と2日連続の朝マック。
入試応援に行った後は毎年恒例のイベント
朝から今年度を振り返り軽く教育談義
これをやらないと終わった気がしなくて落ち着かないんだな(笑)
中学生が受験で高校を使用するということは…
公立高校はお休みになるわけで
もれなくうちの生徒たちは日本全国いろいろ散るわけで
当然自習室はガラガラになり
授業にも誰も来ないわけで(笑)…
となる。
そんな今日は参加者が少ないので高1と高2合同でディベート。
1年違うだけでやはり英語の表現力は結構違う。
なんだか聞いたこともないような熟語や単語をひっぱり出してきて
「お〜、なんかすげ〜」なんて高1生が驚いたりした面白スタート(笑)
今回のお題は日本の高校生は勉強のしすぎ?
Yes/No側に別れて討論。
もちろん心にもないことを色々言い合う。
でも、話し合ううちに結構勉強の本質に気づく
「勉強ばかりしてるからそれ以外のことをする時間がない」
「あってもゲームするだけでしょ?」
「学校でやる勉強は世の中の仕事とは直結してない」
「勉強は学び方を学んでるのであって勉強そのものが大事なわけじゃない」
「じゃぁ、自分のやりたいことを早く見つけて専門に学ぶ?それって高専みたいな?」
「学びたいことが学校にないならやめて仕事を初めて勉強したほうがいい」
「肉体労働の仕事がしたいならそれでもいいけど、大学に行かないと頭を使う仕事につけない」
「宿題や課題をいっぱい出してくる先生や学校が悪い」
「ならそのシステムを変えるために、大学に行って勉強するしかない。だから今の勉強をやめるわけにはいかない」
などなど。
こんな感じでみんなが英語を話してる。
今回は合同だったからたっぷり2時間半脳をフル回転。
なぜ?何を?なんのために?どうやって?
考えれば考えるほど意見が深くなり、自分の心にある道に気づく。
これこそ生きた英語なのでは?
書いてあることを手書きでノートにコピーして覚えて正解だけを求めて点数とるような勉強ばっかりだと面白くなくなるのは当たり前なんだよなぁ〜。
最後に入試二日目の教科も振り返り
社会
易化
設問自体はかなりシンプル
単語だけみると誰でも知ってるものばかりだけど、中身をよくわかってないと計24点ある記述式問題は書けない
例えば4−3−2「やませ」といえば、「冷害・東北・初夏・稲に大打撃」くらいは知ってても、それがどのような現象で現れるかわかってないと書けない問題
2−4−2「蔵屋敷に運び込む年貢米のきまり」などはおそらくかなり解答率が低かったのではないか
4−5は農家の子供でもない限り、ほとんどの受験生がちゃんとした正解を書けないと思われる
それでも受験生ならほとんどが正解できるであろう問題が31点
受験問題の定番問題で40点
解答率の低い問題で29点
予想平均点は55点
数学
毎年のことながら、ここまで受験生を試してくるか…
激ムズ。
というか、笑ってしまうほど変態的(笑)
時間内に全て完了するのは至難の技
100点満点は出ないと思われるが…超天才君なら可能なのかな?
うちの理系で数学の偏差値が75ある高2の子が解いて86点。本人も失笑。
エグすぎるくらい難しい空間図形問題の7−3にはまればどんな子でも時間がなくなる
6−2は答えのみ書けばいいので理屈抜きで斜め上の三角形が相似かなぁ?ってなんとなく想像したら解けそう(笑)数学ができる子ほど考え込む問題
作図は毎年角の二等分線と垂直二等分線の組み合わせなのに、今回は垂直二等分線のみを使用
三角形は底辺が等しければ高さに対して面積が比例するという小学5年生で習うことをイメージできれば3つ目の条件をクリアするのは簡単なんだけど、今年の中3生たちの頭にはどんな想像力が働いただろうか。
基礎問題が35点
ひとひねりある応用問題が33点
解答に時間をかけたい上位問題が21点
天才的なひらめきを必要とする鬼ムズ問題が11点
予想平均は48点くらいかな
今回も個人的な判断と意見なのでノークレームで(笑)
昨日の3教科で差がつかなかったので、今日の社会の点数が勝負の分かれ目か…
数学はみんなの点数にそれほど差はないと思う。
県教委から発表される平均点は合格者の平均点のみなので、各教科2〜3点下がると思う。
もちろん学校によって採点基準も違いますよ。
受験生のみなさんお疲れ様でした。
ですが、高校はゴールではなくスタートです。
中学で学んだことは高校のための準備運動のようなもの。
受験が終わったからといって気を抜きすぎず、3月の間に高校の準備を始めましょうね。
WAKEでは来週より高1準備講座が始まります。
より高みを目指してみませんか?
日取りや時間、授業料などは「0761−46−5982」上原までお問い合わせください。
まだ少しは入れますよ。
みなさまのご参加お待ちしております。
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