今年の前半はがっかりすることが結構続いた
開業5年目にしてかなり大きな壁に押しつぶされそうになり夏には意気消沈。
結果ブログを書くのも嫌になってしまい2ヶ月ほどやめてしまった。
世の中すべてがうまくいくなんてないのはわかってはいるけどね…
夏にやめた生徒が親に言われた言葉には一番ショックをウケた
「あんたは誰かに何かを指示されないと何もできない人間だから駅前の大手予備校に塾を変えなさい。お金は気にしなくていいからね。」
と親に言われたので今月でやめます…とのこと。
指示されないと動けない人間をどこの社会が求めているのだろうか…
それを親が子供にすすめるって…
マニュアルからカリスマは生まれない。
テレビにでてるカリスマ国語講師H先生や英語のY先生、国語のD先生なんかもその予備校出身者ではない。
マニュアルや受け身の授業で作られた人間はマニュアルがないと動けない、または正解だけを求めて枠からはみ出ることを極端に怖がるようになる。
もちろん高い学力を持つことは意味があるし大切なこと。
でも、これから仕事がAIに取って代わられる時代、高校で学ぶ勉強そのものにそれほど価値があるとは思えない。
だってルールや法則が決まっている勝負や情報量、計算力でコンピューターに勝つのは至難の技だから。
そんなとこに年間で国立大学の倍以上の学費をつぎ込むなんて(笑)
高校生にとって一番大事なのは、目の前に立ちはだかる勉強という壁を、自分の力で乗り越えていくという過程。
だからうちは子供達に刺激を与え続け温かく見守るスタンス。
塾は単なる箱、どう使うかは自分で考えてほしい。
一人一人能力は違っているし、それまでに培った学力や伸び方だって違う。
親御様には今の成績に一喜一憂するんじゃなく、もっと大きな捉え方をしてもらいたい。
生徒たちには試行錯誤を繰り返し、どんな困難にも心の折れない大人になっていってもらいたい。
芯は無頼であってほしいんだ。
だれかに指示される生き方をするために進学校にすすんだのなら悲しいことだね。
まずはなりたい自分をリアルに想像すること。
有名選手の小学校の卒業文集を読むと未来予想図をかなりリアルに描写している。
なりたい自分になるために必要なことを分析、そして修練。
想像力と創造力
理想に自分を合わせていく姿がそこにある。
マニュアルなんて存在しない。
愚直に自分と向き合うことで見えることがある。
誰かに指示されないと何もできない人間には一生わからないんだろうな…
今日小4生に自分で前に出て自作の問題をみんなに解いてもらい、解説してもらった。
みんなかなり苦戦したんだけど、教えることの難しさや面白さに気づいてくれた。
困難にぶち当たらないとなかなか自分の弱点には気づくものじゃない。
それを克服していくから人生面白いんだろ?(笑)
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