Well fed, well bred.

　倉廩実則知礼節、衣食足則知栄辱
〔倉廩（そうりん）実（み）つれば則（すなわ）ち礼節を知り、衣食足れば則ち栄辱を知る。〕

人民は米倉に穀物がいっぱい詰まっていれば、道徳心をもち礼儀と節操を知るようになり、衣服や食物が満ち足りてこそ、名誉と恥辱の違いを心得るようになる。

英語なら　”Well fed, well bred.”

　今日塾に来たら酷い惨状・・・

昨日いたずらをして帰った輩がいる。

一階の教室で飴を食べたらしく、飴の欠片がたくさん散乱していた。

キッチンにはゴミが散乱。

鉢植えには大量の水。

自分の生徒に対する教育の至らなさが問題ではあるがこれは酷い・・・

誰かの監視がなければちゃんとできない人間はうちの塾にはいらないんだが・・・。

最近の子供は衣食が足りていても礼節がない子が結構いる。

友達の塾でも床に穴を開けたのに、追求されるまで黙っていた子がいたって話を聞いたりした。

このまま行くと、つけたくないけど監視カメラをつけることだって考えないといけない場合もあるかもしれない。

数人のふざけた行為が全体に迷惑をかける。

だから馬鹿は好きじゃない。

　と、それはまぁ置いておき（笑）

こんなデータがある。

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究

「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」

「勉強が嫌いから好き」になった子の特徴

中2と高1・２で前年度に比べて勉強時間が減り成績が落ちる

保護者の励まし

あたりのデータは興味深いな。

図２－8－１　将来の目標がはっきりしているかどうか（学年別・性別）なんて見ると

全学年を通して女子の方が目標がはっきりしてるって出てるあたり、男の子に対する親の甘さが見える気がする（笑）

目標があれば自分がどんな人間にならないといけないかを考える。

当然、やって良いこととダメなことも知らないといけない。

昔は社会も学校も躾には厳しかった。

最近はモンスターのおかげで社会がそれを出来なくなってしまった。

だから周りに躾を期待するのはムリ。

勉強がいくら出来てもそこができない人って結構ドン引き。

だから衣食が足りても躾や高い意識は親がしっかり教え込まないといけないのかもな。

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