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死んだ魚の目

 毎日が新鮮なお魚料理ばかり。

お昼には昨日釣った鰆を塩麹漬けにして焼きでいただいた。

もう一品は久保田先生からいただいた赤イカ。

どれも絶品!

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これだけ新鮮だとどうやって食べても間違いがない。

こんなんばっかり食べてるから、今は「死んだ目をした魚」

なんて…とてもじゃないがいただけない。

 今日の午前中は映画を観て過した。

「100円の恋」

噂通りかなりいい映画。

主役は奥田瑛二と安藤和津の娘「安藤サクラ」。

32歳、実家暮らしで目的もなくダラダラと生活していたダメ女。

ふとした家庭内のいざこざで家をでて働くことに。

どこを見廻してもクズしかいない町で、引退間近のボクサーと出会い恋に落ちる。

仕事も恋愛もうまくいかない中、自分を変えて強くなりたいと思うようになった。

そこで始めたボクシング。

そこから彼女の人生が変わっていく…

 この映画の最初のシーン。

安藤サクラの目は完全に「死んだ魚の目」(笑)

生きる希望もなく、ただ人生を惰性で過ごしてる感じがたまらなくイラつかせる。

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こんなんなっちゃったらおしまいだ~(笑)

最初の方はほんとダメダメ人間すぎて見ていて辛いくらい。

でもボクシングを通じて変わり始めてからの目は全然違う。

目を大きく見開いて生きる力がみなぎっている。

「新鮮な魚の目」とでも言うか(笑)

やっぱり人生希望がないと死んでるのと同じだなって思わずにはいられない。

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 小中学生でも「死んだ目をしてる子」はけっこういる。

自分がいつも面談で見てるのは子供の目。

死んでるか生きてるかいつも気にしてる。

というか、そこしか見てない。

正直成績なんてどうでもいいんだ。

でもどうしてそんな目になったんだろ…

人は環境で大きく変わる。

家庭、友人、学校…

もし今の環境でどうにもならない。

だけど「自分を変えたい」なら、新しい場所に飛び込んでみるのもいいんじゃないかな。

死んだ魚じゃ大海は泳げないんだぜ!

そんな子の最初の一歩はこの映画からどうぞ(笑)

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それにしても安藤サクラっていい女優の雰囲気がプンプンしてるな…

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