今夜のthe サンデーで紹介された宮崎県の黒木さんご夫婦。
突然目の見えなくなった奥さんを元気付けるために植え始めた芝桜。
酪農を営んでいたが、身の廻りの世話をするため牛を処分。
庭先に少しだけ植えた芝桜を見せて欲しいと近所の方が訪れた。
お客がたくさんくれば奥さんが喜ぶかもしれない…
それから広大な周囲の林を一人で開墾。
20年間ひたすら植え続けてきたという。
何年かして芝桜を見学しに訪れたお客さんたちと話すようになるうちに奥さんは元気を取り戻していった。
芝桜は地面に這うように育つので下草の処理が非常に大変なんだそうだ。
それを一人で黙々とこなしてきた。
ご主人の指は草むしりのせいで曲がって戻らない。
泣けた…
痛さ以外では滅多に泣かないと評判なのに(笑)
こういう思いの強さが積み重なった努力の結果を見ると涙がとまらない。
今や外国でも紹介され毎日たくさんの人たちが訪れる観光名所。
奥さんは「わたしにとって最高の旦那様」だと仰っていた。
近い将来一度訪れてみたい場所が増えたな。
ちなみに芝桜の花言葉はたくさんある。
『忍耐』『一筋』『誠実な愛』『希望』などなど
そのなかでも濃いピンクの芝桜は「私を拒否しないで」。
光を失い塞ぎこんだ毎日を過ごしていた奥さんに送る色鮮やかなメッセージ。
あなたにはわたしがいると暗闇に光を与えた。
夫婦の姿ってこうありたいもんだ。
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