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IQとMI

 先日ふらりと入ったモスバーガー。

新作、クリームチーズテリヤキバーガーがお目当て。

甘いおかずが好きじゃないのでテリヤキはあまり好きじゃない。

だけどクリームチーズが程よく甘ったるさを消している。

そして適度なチーズのコク。

なかなかうまし。

teriyaki_20160322

 待っている間に店内に置いてあったアクタスを読んだ

今回は東大の推薦で受かった小松高校生の話などが載っていた。

今年から始まった東大の推薦入試は、要項で示す基準が高すぎて10学部のうち8学部で合格者が募集人数を下回った。

なんせ勉強以外のアピールポイントが激アツ。

 ・国内外の様々な分野で指導的役割を果たせる「世界的視野をもった市民的エリート」

 ・自ら主体的に学び,各分野で創造的役割を果たす人間へと成長していこうとする意志を持った学生

 ・市民としての公共的な責任を引き受けながら,強靭(きょうじん)な開拓者精神を発揮して、自ら考え、行動できる人材

 ・学校の授業の内外で,自らの興味・関心を生かして幅広く学び,広い視野や深い洞察力を真剣に獲得しようとする人

高校時代の活動実績や志望動機などの報告、小論文などを提示する書類審査の1次選考12月に面接などの2次選考、それから1月の大学入試センター試験の成績と併せて評価。

この推薦だけを狙って戦略組むとすると少しリスキーか(笑)

NPO法人を作って社会活動を行ったり、国際的なコンテストに出場して賞をとるのはなかなか普通の高校生には時間がなさすぎるもんね。

実は昔作ったことあるけど、NPO法人は50万円ほどで簡単にできる。

だから大人がサポートすればそのあたりの実績はなんとでもなるんだけど(笑)

でもこんなマルチな活動はこれからの受験のメインストリームになると思う。

 2020年からの大学入試改革

政府が掲げた旗は表現力と思考力。

そこで最近よく耳にする多重知的理論

IQとは知能検査で測れる能力

多重知的理論とはMultiple Intelligences(多重知能)通称MIと呼ばれている。

この理論を提唱したハーバード大学のガードナー博士は

「インテリジェンス(知能)とはある文化的背景において活性化され、問題を解いたり、その文化において価値があるとされるプロダクトを作ることができる、ある種の方法で情報を処理する生物学的、心理学的潜在能力である。」

と言っている。

そのある種の情報処理能力とは

① 言語的知能

口頭または文字で効果的に言葉を使う能力。

② 論理-数学的知能

数を効果的に使い,論理的に考える能力。

③ 空間的知能

正確に視覚-空間的世界を認識し、それを知覚の変容できる能力。

④ 身体-運動感覚的知能

アイディアと感情を表現するため全身を使う能力。また、事物の生産性を高めるために使う腕前

⑤ 音楽的知能

音楽・音声を知覚し、識別・変容させ、表現する能力。

⑥ 人間関係的知能

コミュニケーション、他者への気遣いや意思、他者の刺激・感情を知覚し識別をする能力。

⑦ 自己内面的知能

自己の知識を意識することと、その知識を基礎として適応できるように活動する能力。

⑧ 博学的知能

自分の環境多数の種(分類方法)の認識と分類する能力

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すなわちこれからは IQだけじゃない部分での知能のバランスをしっかり育てる教育が求められるようになるということ。

これらをバランス良く持った人間が社会で成功していくと言われている。

だから今回のような推薦入試があったって全然いいと思う。

もちろん従来のような試験だってアリ。

実際それで世の中回ってるわけだしね(笑)

でもそれだと学生の質が右肩下がりになってくんじゃないかなって文科省が考え始めた…

いずれにしてもここ数年で大きく変化する教育。

なにが正解になるかわからないけど、好奇心をもってたくさんのことに取り組むことが社会から評価されていくことは間違いないね!

 

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