昔プロレスが全盛期だった頃、知らない人はいなかったキャラクターがタイガーマスク。
ふなっし〜なんて目じゃないくらい人気があった(と思う)。
最近の若い子たちは知らないようで、このマスクを見てもタイガースファンですか?という返事が返ってきたりするので、ちょっと残念なおじさん世代。
漫画やアニメのタイガーマスクといえば代名詞といえるのが虎の穴。
「虎の穴」とは、世界中からスカウトされた気が荒く腕っ節の強い孤児たちを地獄の猛特訓で淘汰し、「10年計画」で強靭な悪役レスラーに作り上げてゆく組織。
そのトレーニングの過酷さは、前期5年半の基礎訓練の段階で全体の3分の2が死に、残りの半分が再起不能になるほどで、これに耐えて生き残った者はさらに恐ろしい地獄の特訓(例:素手でライオンと格闘させられる・後ろで巨大な丸いノコギリが回転しているベルトコンベアの上を走らされるなど)にかけられて、次から次へと死者が出続けることになり、10年後に生きて卒業出来るのはごくわずかだという設定。
そんな流れからか世間ではいつのまにやら厳しく鍛える場所=虎の穴と呼ばれる。
WAKEはそんな厳しくはないけど、通常授業の傍らゴールデンウィークあたりから明日の中学1学期中間テストに向け準備をしてきた。
開塾から約1ヶ月。
イズムは徐々に浸透しているのか、言わずとも毎日自習にみんなやってくる。
教科書、ワーク、過去問・・・やれることは全部やった。
テスト勉強の調子を聞くと自信満々で「大丈夫です」と答える。
今まで200〜300点辺りを彷徨っていた生徒とは思えぬオーラ。
明日が楽しみなんだそうだ。
今回のテーマは自分の壁を取り去ること。
点数の壁なんて自分でそんなもんだと妥協してきた結果。
ぶっ壊す経験をすることで、自分のこと、勉強のこと、WAKE虎の穴スクールのことを好きになってもらう作戦。
さっきも笑顔で帰っていった。
明日の結果は教える側もめちゃめちゃ楽しみだっし〜!