ルール

　寒いっ！

秋だなぁ～。

家の前庭にある金木犀が良い香り。

そろそろ焼き芋が恋しい。

 

　秋の味覚といえば、知り合いの漁師さんから芝茸を頂いた。

ヌメッとした食感とシャキっとした歯ごたえが最高。

たぶんマツタケと一緒で栽培は今でもできないんじゃないかな。

芝茸は今、昔ほど採れない。

コケの採り方を知らない人達が街からやってきて熊手みたいなもので掘り起こしたりし、地面を荒らしてしまうので収穫量は激減してしまった。

山には山の、海には海の、街には街のルールがあることを知ってもらいたいものだ。

　そして今日は中１の授業。

相変わらず方程式が甘い。

というか、何度も口をすっぱくして言っているのが数学の勉強法。

概念とかテクニックは塾で教えるが、熟練させるのは自分の仕事。

例題を解説を読みながらテキストどおりにやってみる。

そして問題の意図を理解できるようになるまで類題を何度も解く。

たったこれだけなのに、宿題をだすとわからないからと白紙で来る生徒がいる。

わからないと言っていればできるようになると本気で思っているのが凄い。

できなければ教科書なりワークなりで調べる。

それでもわからなければ授業の始まる前に質問しにくれば良い。

わからないからそのままなんて話にならない。

　勉強には勉強のルールがある。

それは各教科の理論を自分で理解し頭に入れること。

その日限りとかそのテスト限りの暗記や勉強をしているから学力テストや確認テストで点数がとれないし、偏差値も出ない。

定期テストは教科書やワークから出るが、それらのテストは何でもアリ。

だから理論がわかってないと応用がきかない。

普段の生活で中１の初めから見直すことなどなかなかできない。

だから３年生になってまた１から勉強をやり直さなければいけなくなる。

それまでやってこなかった子がいきなり全力になることはないので当然時間オーバー。

行きたい学校にいけないことになり、自分自身に失望することになってしまう。

知的好奇心を持ち、勉強の習慣を身につけ、普段から足元を固めていくことを忘れないで欲しいね。

 

 

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