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戦う女性

 朝車を走らせていたら、前方の車にステッカーがでかでかと貼ってあった。

そのステッカーは津幡町のもの。

木曽義仲と巴御前で大河ドラマを誘致したいらしい。

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「木曽義仲」は別名「源義仲」。

源頼朝・義経の従兄弟にあたる。

その義仲と津幡町の関係は倶利伽羅峠にある。

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以仁王の令旨により富山と石川の県境にある倶利伽羅峠で平家の大群を撃破した。

平家物語によると義仲はそのとき火牛の計を用いたという言い伝えで有名(実際には行っていない可能性が高いらしいが)。

あのイケメン平維盛が大負けしたのがここ。

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 そして木曽義仲といえば側室の2人の美女「葵御前」と「巴御前」。

ふたりとも女ながらに戦場で戦い、葵御前は薙刀を振るい、巴御前は弓の名手であったという。

特に平家物語で巴御前は「巴は色白く髪長く、容顔まことに優れたり。強弓精兵、一人当千の兵者(つわもの)なり」と記されている。

しかも世界の戦う女傑十選の一人としてジャンヌダルクなどと同じように紹介されているほど。

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 女性は戦わないものと男性は考えがちだが、そうではない。

単に人によって場所が違うだけ。

葵御前や巴御前は戦場で戦った。

でも一般の女性達も家庭や職場、子育てなど昔から必死に戦っている。

どこかの知事が女性に三角比を知る必要はないというような発言をしていたが、全然違う。

女性だからこそ知という力が必要。

自分のため、家族のため、子供のため、戦い続けるには、絶対に武器は必要なのだから。

 

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