ここのところ問い合わせと面談でよく聞くのが
「うちの子勉強の仕方がわからないみたいで・・・」という保護者様の話。
よく考えてもらえればわかるが、勉強の仕方は子供の能力の違いがあるためまったく同じではない。
どこかの大手塾は「勉強の仕方教えます」的なことを広告によく書く。
そんなのその子の実力や、今までのやり方、得意不得意、記憶力、計算力、読解力・・・
いろいろ複合的に判断しないと簡単にできるものではない。
そもそも、勉強方法は自分で編み出すものだ。
なんでも人に作ってもらおうなんて甘えすぎ。
甘えて良いところとダメなところがわかってない。
できない子は今まで勉強から逃げてきた、あるいは後回しにしてきたから今になって大量にやらなきゃいけないことが圧し掛かってきてアップアップしてる。
すなわち、頭の中に基本的な知識がないから今目の前の問題が解けないのだ。
今のうちに基礎からしっかりやりなおせば勉強の仕方なんか気にしなくても勝手にできるようになってしまう。
・・・と、こう言ってしまえば実も蓋もないけどね(笑)
でも点数とれない子にありがちなのは勉強してるようで実は作業しかしてないこと。
ノートをやたらきれいに作って終わっちゃう
英単語をやたら数だけ書いて覚えようとしてない子
数学の解答見て答え写して終わっちゃう子
教科書を1回も読まずにワークをさらっとやって答え写して終わっちゃう
作業と勉強は別のもの。
時間かければいいってもんじゃない。
成績が悪いのは勉強の仕方などではなく、勉強との向き合い方の問題、すなわち心の問題なのだ。
この前入塾した子なんて自習してるの黙って見てたら数学の設問からノートに写してた(笑)
そんなことに時間かけるならコピー機使っていいから問題いっぱい解けばいいのに・・・
成績のよい子は効率よく時間を使い、楽できるところは楽して部活や他のことに時間を割ける。
だから部活やゲームをしてても成績のいい子はいっぱいいるのだ。
その効率よく楽してってところがミソ。
中1~2の保護者様へ
中1とか中2だし部活も忙しいから今はまだ・・・
子供が塾なんて行きたくないって言ってる・・・・
なんて保護者様やお子さんがいればよく考えていただきたい。
今勉強ができないまま中3を迎えてそのツケを後払いにするのは大変危険です。
今まで勉強してこなかった子が中3になってすごく勉強ができるようになると本当に思ってらっしゃいますか?
勉強は習慣です。
してこなかった子は集中力が続かないことが多いです。
わからないことからすぐに逃げてしまい得意な教科や暗記だけですぐ点数とれてしまう(その時だけ)教科だけ勉強する、なんてありがちな話です。
部活してるからこそ楽しくて効率よく勉強がわかるようなる塾が必要なのです。
時間を効率よく使うことで子供はもっと他のことに時間が使えるのです。
塾は勉強の負荷を多くするためだけにあるわけでないことを知っていただきたいのです。
心が弱い子に育ててしまうと将来保護者様がそのツケをかぶる可能性も高くなりますよ。
「子供の好きにやらせる」ではなく「子供が将来一人でちゃんと生きていけるようにしてあげる」ことが大事なのではないでしょうか?
逃げない心を鍛えるなら中1から!です。
そして中学の数学、国語、英語で苦労したくなければ塾は小学生からですよ!
と、月曜に入る広告の内容先に書いちゃった(笑)