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ティーチングとコーチング

高校生に塾の授業は必要か否か

うちは中学生と高校生では授業に対するアプローチが違う

基本的に中等部は主にティーチング、高等部はコーチング

もちろん授業は両方やるけどね

高校生に塾の授業は必要か否か

必要なようで必要ではないし、不要なようで不要じゃない…と思う(笑)

うちは集団塾なので高等部でも授業がある

でも、それは授業を通して伝えたいことやアドバイスがあったり、生徒一人一人のキャラクターや学習レベルを講師が知るためにやっている。

情報が何もない生徒に対してはアドバイスができないからね。

受験指導だって「パソコンにデータ打ち込んだら自動処理、あとは参考書買ってきて自分でやってね」みたいな”授業をしない塾”方式なんて無責任なことはしない

それを踏まえたうえで、高校生に必要なのはコーチングだと思う。

ちなみに中学生はまだ知らないことやできないこと、暗記しなきゃいけないことなどたくさんあるのでティーチングがいい。

学校では教えきれないこと、各単元で習った知識(点)を繋げ演習(線)していく、そして最後は受験勉強を通してそれらを幅広く理解(面)させていく世界観は中学生が自分でやるには難易度が高いからね。

点から線へ、そして面へと広がっていく世界観をみせる。

こういうことができるとこは県内でも数塾しかないと思う。

ティーチングとコーチング

コーチングとティーチングは名前は似てても、人材育成の手法や目的がかなり違う。

コーチングの意味

馬車

「コーチング(coaching)」は、「コーチ(coach)=馬車」に由来してて、馬車で目的地まで送り届けるという意味から、「人(塾では生徒)が目標を達成するための支援をする」となった。

コーチングは基本的にマンツーマン(個別対応)。

相手の話をよく聞き、こちらから答えを与えるのではなく、適切な質問をすることで相手のなかにあるものを引き出し、できるだけ自力で目的を達成するように手助けするのが目的。

ティーチングの意味

how-to-work-in-the-us-as-a-foreign-educated-teacher

「ティーチング(teaching)」は、「教える(teach)」に由来している。

先生が生徒に教えるように、経験豊富な人が相手に、自分の持っている知識や技術などを伝授する方法。

決まったルールや、共通の認識などの伝授に適している。

コーチングのメリットとデメリット

コーチングの最大のメリットは、生徒に考える習慣をつけさせることができるということ。

未来の予測が難しい世の中で、高校生はこれから大人になっていく中で自立型人材になっていかなければならない大事な時期。

言われたことをロボットのようにただこなすだけの人間になってはいけないからね。

コーチングなら生徒たちは自分で答えを見つけ出すことで自信がつき、新しい方向性を見つけることができる可能性を持つことができるし、塾と生徒間でのコミュニケーションが円滑になるというメリットもある。

逆にデメリットは、すぐには成果が出ずに時間がかかること、あまり大勢を対象にできないこと、相手のなかにあるものを引き出すので、相手の経験値がとんでもなく低い場合は適用できないことかな…

ティーチングのメリットとデメリット

ティーチングのメリットは、短時間で大切な情報やスキルを伝授することができること、大勢を一度に育成できること、グループ内で共通の認識を持たせることができるなど、まだまだベースを作る段階である中学生にはピッタリ!
ティーチングのデメリットは、教える側の知識・経験以上のものを伝えられないことが一番かな…

生徒は基本受け身になりがちなので自分の頭で考えないようになってしまい、自立が促せないこともありうると思う。

そこはデメリットをできるだけ失くせるような塾側の工夫でカバーできる。

ちなみに小学生からこの2つをミックスさせて勉強を進めていくと、とんでもなく優秀な子ができあがる。

「物事を習得するために大事なことを知る」「それを身につける最善の方法」を早い内から身につけさせていくのはどんな世界に行っても応用が利く。

大事なのは「聞く耳」と「行動力」

それを伸ばせる場所が塾だと思うな。

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