生まれ変わったら
先日初等部の男の子から
「先生、生まれ変わったら自分になりたいですか?」
と聞かれた。
「もちろん、なれるものならなりたい」と答えた。
「えっ?なんでですか?」と言うので、こう答えた。
「俺の人生は一度死んだ。でもそこから這い上がることができた。昔を知ってる人たちからは”あの状態からよくそこまで戻ってこれたね”と言われる。最後の最後は学歴や社会的地位なんて関係なくて、周りの人たちの応援や自分の努力、そして運が見方をしてくれた。生まれてからなんのドラマもない人生なんて面白くないだろ?俺はあんな状態の俺を応援してくれた人たちとまた一緒に生きていきたい」
同じことを高校生や中学生に聞くと、結構な子達がまた自分になるのは嫌だという。
まだドラマも始まっていないのに(笑)
理由を聞くと「男っぽいところが嫌」とか「自分の性格が嫌い」とか返ってくる。
それは…君たち今から直せばいいだけやろ(笑)
この質問って結局自分の人生を愛せていますか?ということにつながるのかもしれない。
若い間は直せば済むことも、人生の半分を過ぎたあたり、時間的にもそれほど余裕のない状態で「YES」と即答できるかどうかはその人が自分としっかり向き合ってきたかどうかもキーになると思う。
もちろん別の人生も面白そうなので、「自分に生まれ変わりたいですか?」ではなく、「誰に生まれ変わりたいですか?」ならまた答えも変わるけどね(笑)
Z世代
人生は浮き沈みがあるから面白いし、困難を克服してこそ充実感も生まれる。
人生の終わりがチラ見できるような年になった頃、うちの生徒たちが自分の人生を愛せているといいね。
ちなみに生まれ変わったら何になりたいか?って聞いてみると
「土」とか「筋肉」とか「山」とか想像もつかない答えが返ってきた。
命あるものではないんや…
Z世代、恐るべし(笑)
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