高校生
高等学校学科別生徒数・学校数 – 文部科学省
現在、高校への進学率は約99%とかなり高い
その中で普通科以外の職業高校へ進学する生徒が約40%
商業系の学科は数を減らし、逆に総合学科や新しいジャンルの学科の出現によって変わられている。
今社会に求められているもの生徒のニーズは一昔前と比べて確実に変化しているのがわかる。
そしてどの道を辿っていっても大学に行くことはできるようになっている。
もちろん旧帝大や難関大学となるとやはり普通科の進学校が有利なのだが。
新しい選択肢
そして新たなジャンルとして単位制を用いた通信制高校の活躍
これが凄い伸びを示していて、全国で約20万人が通っている
学校に通うという縛りがないということは良くも悪くも生徒の自由な活動に結びついていく。
全国の高校生(年齢は関係ない)、若くして起業したい、レベルの高い様々なジャンルの専門を学びたいという意識高い系の生徒には絶好の場所になる
逆に社会と完全に隔絶された世界になるため、卒業した後に居場所を探すのに苦労することもあるかもね。
そんな通信制の躍進が続くと、困るのことがある。
県は私立高校と公立高校で生徒の割合を決めているので、この通信制に通う生徒が多くなれば多くなるほど定員割れになる公立高校が増えるのは必然
定員割れの学校ができるとその地域の学力は一気に下がっていく。
勉強は入試のためにあるわけではないけど、ほとんどの中高生は入試のために勉強しているのが現実。
勉強しなくても入れると考えるようになると、一気に士気は下がっていくのが常。
国や県が公立高校を存続させたい、盛り上げたいというのであれば対策はただひとつ
私立への助成金を全カットして教育委員会や文科省の縛りを半分にしてしまえばいいだけなのだが…(笑)
その方が特色のある学校運営ができたりするしね。
変わらぬもの
どの道を行くとしても大事なのは自立を念頭に置いていないといけないということ
この意識を早い段階で持てるかどうかで、生きることに対しての姿勢が変わる。
発展途上国の子供たちは学校に通い海外の大学を卒業することを目指すことが多いと聞く。
日本はそういうところを意図的に無くしてしまっている感…あるね
職業高校に通う子たちは3年で社会に出ることになる。
先日小松工業高校で職業講和をしてきたが、少しは彼らの意識に貢献できたのだろうか…
時代がどう移り変わろうとも「資源のない日本で生きていく=働くということから逃げることはできない」に変わりはない。
生き方は自由に選べるけど、そこは選べないんだよなぁ~。
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