この世は舞台、人はみな役者

　3人

去年の11月

ある学校で職業講和をさせていただいた。

前回はバカ話しかしなかったので、今回は少し真面目に(笑)

人の生き方というのは真似をしようと思っても真似などほぼ不可能

なので、今まで思った生き方のエッセンスだけ抽出して話をすすめた。

途中、「この中で高校を卒業したら家を出て自立するつもりの子はいる？」

と聞いたら3人だけだった。

高卒で働く子の初任給は手取り約12~15万円

そこから居住費・水道光熱費・食費など生きていくうえで必要な経費を払えば余るどころかおそらく足りない。

でもそれでも親に一人前に高校を出してもらった感謝とプライドを持ち社会人として胸を張る覚悟

大人として認められたいなら、そんな気高さを持てるかどうかが大事だ。

いつまでも親に甘えて脛をかじってる間はどれだけ身体が大きくなっててもハナタレかバカタレと言われてもしょうがない。

勉強よりそういうことを学校でしっかり教えておいてもらいたいな。

甘い考えの子をそのまま世に放つのは猛獣の檻に裸で放り出すようなもの。

生徒がかわいいならきつめに言ってあげてもらいたいぜ…

生物はどんなに命でも必ず死ぬ

これは全人類、全生命に平等に与えられた運命だ。

だからこそ一度しかない時間を一生懸命生きなきゃいけない。

色々なドラマに遭遇するだろう…

辛いことも悲しいことも…もちろん嬉しいこともたくさんある。

それこそが人生。

本気だからこそ楽しめる。

『この世は舞台、人はみな役者』

シェイクスピア『お気に召すまま』（1599）の有名なセリフ

『この世は一つの舞台だ。

　すべての男も女も役者にすぎない。

　それぞれ舞台に登場しては、消えていく。

　人はその時々にいろいろな役を演じるのだ』

『All the world’s a stage,

　And all the men and women merely players

　They have their exits and their entrances

　And one man in his time plays many parts･･･』

どんな人生も長い歴史の中に存在するたくさんの命のひとつに過ぎない。

だからこそいつも輝いていられるよう、最後まで最高の自分を演じきらないとね！

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