円周率
今日小学6年生用の算数のテキストを見ていて、こんな問題を見つけた。
円周率を3.14ではなく22/7で計算させるって結構斬新(笑)
22/7のほうが円周率に近いって知られてたのか…
知らんかった…
でも分数のほうが約分できるし表現としてはすっきりとしていいかもね。
高校生たちとそんな話してたら「円周率=πが一番楽です」なんて言ってたけど、小6の知識から一つの解答(文字式)として導き出すまでに乗り越えないといけない単元がどれだけあるか…(笑)
そもそも円周率とは?
円周を求める式は 『直径×円周率=円周』
ということは『円周率=円周÷直径』になる
A÷B=A/B=A:B
すなわち円周率とは直径に対する円周の長さの比となる。
たとえて言うなら、直径1㎝なら円周は約3.14㎝(直径:円周=1:約3.14)といった感じか。
円周率は無理数なのでどうしても約がついてしまうが、そこを3.14と表現してある。
算数で円の問題に円周率が絡むとどうしても計算間違いする子がいるが、分数ならなかなか間違わないかもしれないな。
π>3.05
2003年に東大の入試で『円周率が3.05以上になる理由を説明せよ』って問題がでたのは有名。
3以上になるってところまでは円に接する正六角形を考えれば結構簡単。
それ以上となると…
解説はこのブログがわかりやすいので、興味の出た方はどぞ。
https://reistenza.com/exam-study/toudai-math-pai.html
終わることのない無限小数πの世界
円周率マニアなんて言葉もあるくらい嵌る人にはめっちゃ嵌るらしい。
2日前のヤフーニュースでこんな記事があった。
円周率62兆8000億桁計算、世界記録更新 スイス研究チーム
古代エジプトから始まり、約4000年…人々を魅了し続け
手を変え品を変え、いまだに計算し続けているみたいね…(笑)
でもそれがコンパスを使えば誰でも簡単に描くことができるってのもまた面白い。
宇宙の真理
πの話じゃなくても数学を極めていくと世界の、いや宇宙の法則というか真理が垣間見えるらしい。
理系の子たちが数学に嵌るのもわかる気がする。
宇宙を支配する「たった1つの数式」があるって知っていました?
やればやるほどさらに深淵に引き込まれる数学の世界。
円周率を3で教えてしまう教育ではこのロマンは伝わらないだろうな~(笑)
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