人生の終わりは突然やってくる
32歳、結婚して子供も生まれ
これから…
という時に自分も手伝っていた実家の商売が経済的事情で廃業。
突然のお先真っ暗。
それでもなんとかなると思って何とか生きていたが、生活は先細るばかり。
このまま自分の人生は終わるのかと思ったこともあった。
奇跡的に自分に合った職業に出会い、修業期間を経て今に至る訳だけど、どん底の時期に言われた3つの言葉は今も忘れない。
ひとつは親友(だと思っていた)から言われた「(安い)アパートでも保証人になってほしいなら土下座しろ」という言葉
そして両親と共に救済を求めて親戚を訪ねた時言われた「おまえらごときが」という言葉
最後は両親と共に金沢にある法律事務所に相談しに行ったとき、自分より若い弁護士がやってきて自分たちを見下しながら言った「あんたらなぁ」という言葉
誰かに迷惑をかけたわけでもないのに…
犯罪を犯したわけでもないのに…
こちらはお金を払う依頼人なのに…
虫けらでも見るような態度だった。
ボンボン育ちで、のほほんと生きてきたが、負けず嫌いは誰にも負けない。
あの時、絶対にこのままでは終われない、必ず復活してみせると固く心に誓った。
再会
今朝ロータリーのエリア会合があり、メンバーの中にその弁護士がいた。
顔を久しぶりに見た時、鳥肌が立った。
フラッシュバック
昔と変わらず尊大な態度。
向こうは覚えていないだろうが、こっちは忘れちゃいない。
あれから約15年…
ようやくここまできた。
光
あの3つの言葉が自分に現実を教えてくれた。
それまでの生き方がいかにぬるかったかを思い知らされた。
たくさん働き、勉強した。
苦しいときにはいつもあの光景を思い出した。
感謝できるほどの心の余裕はまだないが、あの3つの言葉がなければ今の自分はなかったと思う。
人は間違った方向に進んでいる時でも外からの大きなきっかけや転機がないとなかなか変わることは難しい。
人生に対する甘い考えは、いずれやってくる不幸を悲劇にしてしまうかもしれない。
自分の場合、運よくSIPS久保田先生に出会い、新しい生き方を選べた。
中西キャプテンのような人生の先輩たちや同じように苦労していた仲間に救ってもらえた。
今度は生徒たちにとってうちの塾がそうなれればいいなといつも思っている。
暗闇を照らす一筋の光に
そして未来への希望を導く光に
夜
朝から心臓が煽って心拍数が…(笑)
久しぶりに心が乱れたそんな一日。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
お時間ございましたらポチポチ↓の応援よろしくお願いいたします。
Be First to Comment
コメントを投稿するにはログインが必要です。