今日は成人の日。
週末から全国で成人式が行われている。
成人式といえば近年定番の「暴れる成人たち」(笑)
今年も派手にやってるようで、日本は平和だな~とつくづく感じるところ。
目立ちたいなら人から尊敬されるようなことで目立って欲しいもの。
成人式は戦後まもなく、敗戦により虚脱の状態にあった当時、次代を担う青年達に明るい希望を持たせ励ますため、埼玉県で行われたのがルーツ。
もちろん奈良時代の元服からきている儀式ではあるが、今の成人式を見ているとその必要性に疑問が・・・(笑)
暴れる若者たちは二十歳になると選挙権も与えられ、色々と社会的責任を負う立場になったのがわかっていないのだろうか。
元服といえば、昔の侍はこの時から髷を結い、頭頂部を剃っていた。
これを月代(さかやき)と言う。
戦国時代、兜で頭がのぼせないように、剃り始めたのがはじまり。
江戸時代ではその形式だけが残っていた。
時代劇をみると頭頂部は青くなっているけど、仕官している正式な武士は、毎日きちんと剃っていた。
今で言うと髭を毎日剃るような意識だね。
それにしてもあのチョンマゲって・・・結構手間がかかりそうだ。
これってリーゼントの比ではない。
ちなみに髷の結い方はこちらのサイトを参照。http://www.tokyo-backyard.com/archives/2366身だしなみは品格を表すとはいえ、これはかなりのお洒落上達者。
めんどくさい人ならある意味ハゲのほうが楽かも(笑)
ちなみに浪人(仕官していない武士)はその必要がないので、不精にしている人も多かったそう。
ニュースを見ていて、いつの時代に生まれていたとしても、人に迷惑をかけないお洒落な大人でありたいと思った成人の日なのだった。
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