7月7日に行われた総合模試の結果が塾に届いた。
受験生にとっては初めての模試。
なんの準備もなく受験して結果が出せる生徒は元々かなり実力のある生徒だけ。
今日からの夏休みを夏期講習と自習時間にとことん自分と向き合い、努力した子から順に壁を越えていく。
この壁を早い段階で飛び越えることができれば、そのあとの勉強もさらに波に乗る。
でも逆にただ時間だけを浪費するようなことをすれば秋からの良い展開は期待できない。
どうするか、どうなるかは自分次第。
全部でたった7回しかない模試をしっかり見直し、本物の実力を身につけて志望校に絶対合格する意思を貫くことで先が見える。
結果がどうあれ自分との戦いを最後まで貫いた受験生だけが次の段階でも結果を出せる、それが一度きりの高校受験の意味。
分布図から見える今年度の受験生の特徴
① 370点以上の生徒(上位層)の割合は例年に比べて少ない
② 210〜280点までの層(中間層)が同じような比率で存在する。
これは高校で見れば桜丘〜錦丘、南加賀で言えば…小松明峰〜小松下位層あたりに相当。
この層は勉強のツメが少し甘い子達かな。
ということは、実力があるのに表現の仕方やケアレスミスで失点している可能性が高いためこれから頑張ればその壁をこえられる生徒の割合も多いということになる。
現状では暗記に頼って成績を出している生徒が多いため、基礎からしっかり見直し、応用問題を解けるような頭を作っていけば誰もが上にいけるのが今年のポイント。
全体で見れば今年の受験生は出来が悪いと思う。
スーパーマンというより、真面目でコツコツ型が多い印象。
逆にちゃんとした指導と勉強で誰にでもかなりチャンスが広がる。
南加賀では昨年に比べて約200人の生徒が減少。
これも大きな追い風になるか…
定員割れしている高校にとってはかなり厳しい年になるのは間違いないな(笑)
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