この時期になると毎年訪れる大聖寺のさくら祭。
この祭り錦城中学で入学式を終えた帰りに遊んだ印象が強く残ってる。
満開の桜と新品の制服にピカピカの６段ギア付き自転車。
そんな昔をついつい思い出す。
今年は満開の時期がぴったりで素晴らしい桜を見る事ができた。
熊坂川には相変わらずたくさんの黒鯉。
一時期外国人に食用に乱獲されたりして激減したと聞いたのに…復活したのか。
そういや中学時代にカッスカスのパンを２個食べる事ができず、帰る道すがらチギって鯉にあげていたっけ（笑）
だからこの鯉は自分が育てたと言っても過言ではないのかもしれない…
あのころは何も考えていないスッカスカの脳みそだったな〜（笑）
桜をつまみに散歩しながら小山芳月堂へ。
和菓子を買った時にお店の方に
お昼ご飯のお店どこかないですか？って聞いたら
う〜ん…
なんてピンとくるお店がでてこなかった。
大聖寺が賑わってた時にはたくさん食堂があったのにな〜。
時の流れは残酷なもの。
…と、お店でお抹茶とお菓子をいただく。
大聖寺は江戸時代から続く十万石の立派な城下町。
旧市街の住宅やお店はもちろん長屋造り。
土間があって、座敷の後ろには庭があり、そのさらに後ろには蔵がある。
こういう伝統的な文化財ってどんどんなくなっているんだろうな〜。
錆びたトタンで作られた外壁で赤錆色になった旧商店街。
シャッターがしまったお店がたくさんある。
これ以上寂びれていくのは心が痛いな…なんて歩いて感じちゃった。
お菓子は美味しかったけどね（笑）
でも悲観する事はない。
これからの若者たちがあの賑わいを復活させてくれるだろう。
大聖寺には飯貝先生率いるあの素晴らしい「タビト学舎」もあるしね！
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