生を感じる

　今日は朝から富山湾

友達のプレジャーボートで甘鯛狙い。

甘鯛といえば高級魚の代名詞。

40cm を超えると6000円以上にもなる。

期待に胸を膨らませいざ2020年の釣り初めへ！

加賀沖の冬の日本海とは打って変わって富山湾は冬でも釣りに出れるチャンスが結構ある。

（加賀に住んでるのに）ここにボートがあれば…と思ってしまうのは頭がおかしいせいか…

海は凪ゞ、風もなく釣り日和。

比較的浅いエリアで釣れるのであっという間にポイントに到着。

いつもは擬似餌（鯛ラバ）で釣るんだけど、餌釣りの方が釣れるとのこと。

　初めての甘鯛餌釣り。

これがまた難しい。

あたりがあってもいつ合わせればいいのかさっぱりわからない。

友達は横で良型の甘鯛をバンバン釣り上げていく。

何度も失敗を繰り返し当たりに合わせる。

「キターっ」！

粘りに粘って釣り上げた甘鯛は44cm のグッドプライス、いやグッドサイズだ。

そこからも甘鯛が釣れたけど、ふと空を見上げると雨雲が…そして耳に聞こえるほどの風邪の音。

富山湾は風が吹き出すと状況が一変する。

急いで帰港。

お父さん、無事に家に帰るまでが遠足です。

ボートを陸揚げして道具を片付け終わって海を見るとかなりの波が立っていた。

危ない危ない。

風向きがいきなり逆に変わるときは気を付けないとね！

家の冷蔵庫には高級魚がたっぷり。

しばらくは御馳走が続きそうな感じ。

富山湾海の恵みをありがとう。

　夜には録画してあった大間のマグロ漁師の番組を見た。

3年も大型マグロを釣れていない漁師が100kg超えを２本も挙げていた。

竿は垂らさなきゃマグロは釣れない。

釣れなくても釣れなくてもどこかで成功することを夢見てマグロを追いかける男の背中はめちゃめちゃカッコいい。

自然を相手にしてるから明日どうなるかなんて誰にもわからない。

でも生きてるってことをダイレクトに感じられる仕事なんじゃないかな。

周りはハラハラドキドキだろうけどね（笑）

勉強も同じ。

一歩ずつ前に前に進むことでしか結果はわからない。

出さなきゃ失敗はないかもしれないけど、成功することはもっとない。

ゲームで時間を浪費する暇があるなら自分の夢に釣り糸を垂らして欲しいね。

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